友達の好きな人だった【JH】 (ページ40)

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3年生になると勉強に追われてばかりで、あっという間に体育祭、文化祭っていうイベントは終わってしまった。

クラスは違うけれど、エナ、ヘチャン、ジョンウ、ジェヒョンと休み時間やイベントの時は過ごすことが多かった。
そのおかげで、エナとの気まずさを勝手に感じていた私だったけれど学校生活を楽しく過ごすことができた。

みんなと過ごしている間は私とジェヒョンはいつも通り適度な距離でいたから、両想いなんてことはみんなに気付かれなかった。

文化祭が終わると一気にみんなは受験モードになってしまって、私も放課後は図書館に行って勉強をすることが多くなった

ヘチャンはスポーツ推薦で大学に、エナは推薦で私立の大学への進学が決まっていた

私とジェヒョンとジョンウはまだ大学が決まっていなかったから自然と3人で勉強することが多くなっていった
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JW「あー疲れた！一体いつまで勉強しないといけないんだろうね？？」

「ほんとそう…おかしくなりそうだよー」

JH「前期で合格できればいいけど、だめなら卒業してからも学校こないといけないね」

「えっ、そうなの？」

JW「そういえば、去年の先輩で後期の試験受けるために卒業式のあとも学校にきて勉強してる人いたね！」

「えー…それは嫌だなぁ、さっさと私達も大学決めたいよね」

JW「でもさあ、大学決まって勉強が必要なくなったら今みたいに集まることがなくなっちゃうんだよ？？寂しいよー！Aちゃんは、ここに残るんでしょ？僕とジェヒョンは地元を離れる予定だから…」

「…たしかに寂しいね」

私は衝撃を受けた。だって、ジェヒョンも私と同じ地元の大学生に進学すると思っていたから