友達の好きな人だった【JH】 (ページ39)

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卒業式も終わり、あっと言う間に春休みになった

春休みの間ジェヒョンとは連絡を取り合っていたけど、会おうっていう話にはならなかった

だって私達は付き合ってなかったから
両想いだけど、付き合おうという話はお互い出なかった

始業式の日にクラス発表があって、やっぱりジェヒョンと私は同じクラスになれなかった

クラス発表の掲示板を見た後に1人で教室へ向かうと、私の姿をみたエナが走って話しかけてきた

エナ「A！また私たち同じクラスだよ〜！またよろしくね！」

そう、エナと同じクラスだった。正直、ジェヒョンのことがあるからあまりエナと同じクラスにはなりたくなかったけどこればかりは仕方ない。嫌な気持ちをぐっとこらえて精一杯明るく振る舞った

「だね！…一緒でよかったよ。またよろしくね！」

この後、エナとなんて話をしようか、そう考えていると自分を呼ぶ声が後ろから聞こえた

HC「A！おはよお〜！！またAと違うクラスでヘチャニは悲しいよお〜〜」

そういいながら嘘泣きをするヘチャン

そのさらに後ろからジョンウくんがヘチャナどこいくの！！といいながら走ってきている

JW 「Aちゃんじゃん！エナちゃんも！2人はまた同じクラスなんだね」

エナ「そうなの！ヘチャンくんとジョンウくんも同じクラスなの？」

HC「そうだよ！やっぱり選抜クラスはほとんどメンバー変わらなかったからさ。ジェヒョンも一緒だよ！」

「そうなんだ、選抜って1組だよね？」

エナ「じゃあ、隣のクラスじゃん！私たち、2組だよ！てことはまた体育の授業一緒だね！」

エナは嬉しそう。ジェヒョンと体育で会えるから。私も嬉しかったけど、エナがジェヒョンにあって嬉しそうにする姿を見たくなかったから複雑な気持ちだった。