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ふと思い出すのはエナのこと
裏切ってしまったという罪悪感とジェヒョンが私を好きだという背徳感
明日どんな顔してエナに会えばいいんだろう
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どんなに来てほしくなくても次の日はやって来る
エナと話したくなくて学校までの足取りは重かった
少しでも教室へ行く時間を遅らせようと行く必要もない朝練に参加してみる
HC「Aじゃん！マネージャーさんは朝練参加しなくてもいいのに…どしたの？」
「なんとなく参加してみたくて。何かすることある？」
HC「んーとね、ボール拾いとか片付け手伝ってくれると嬉しい！てか昨日は大丈夫だった？」
「もう大丈夫だよ。休ませてくれてありがとうね。」
HC「いーえの！今日からはバリバリ働いてもらおうかな！でも無理はすんなよー！」
「はーい。ヘチャンも朝練頑張れ！」
みんなが打つシュートをぼーっと眺める
やっぱりマーク先輩はバスケ上手だなぁ
ヘチャンも意外と、って言うと失礼だけど上手だよね
普段の様子からは想像できないな…
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HC「時間になったから朝練は終わり！みんな遅れずに授業にいけよー！」
キャプテンが朝練の終わりを告げる
さあ片付けしよう
HC「A、一緒に教室まで上がろ」
「うん、一緒に行こう。片付けやっておくから着替えておいでよ。」
HC「わかった、すぐ着替えてくる！」
5分ほどで少し乱れた制服姿のヘチャンがやって来た
HC「お待たせ、あと予鈴まで3分だから急ぐぞ！」
そう言うと私のカバンを奪ってヘチャンは走り出した
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作者名：エム | 作成日時：2021年1月12日 20時
