恋音色 (ページ6)

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学祭当日
私達のクラスのお店も好調で
大盛り上がり！

そんな中、

私"…お腹痛い。緊張してきた"

ビビっていた。

あみ"大丈夫？緊張しすぎ！
私達ただの後輩やで～"

でもだって、緊張するんだもん。
話すんでしょ？無理無理。
鼻血出るかも！！！

友達"A～！！章ちゃんたち
もーすぐ始まるよー！行くよ～！"

ついにきたか…

みんなでステージへ向かった。

初めて中庭で聴いた時の
曲が流れ始めた。みんな踊り、
楽しそうにしている。

あみだけにこっそり
"あみ！あたしはここで。
ね？お願い！"

と言ってみんなから離れた。
あみは"もぅ！！"って言いながら
あたしの気持ちをわかって
くれたように笑ってくれた。

私は章大さんが見える
右側の後ろのあたりにいた。

会場の一人ひとりの顔を
見ているみたいに見渡して
すごく嬉しそうに演奏している。

でも…

私は気付いてしまった。

前列にいた女の子の中の1人に
章大さんが特別な顔を
みせていた事に。

やっぱ彼女いるし。
やっぱり。