主役は私では無いですよね…(7話目 ページ9
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「ギャァァーー!!人.殺しぃーーーー!!」
けたたましい声で目が覚める
何事だと起き上がり、自分の服を見るとシャツだけになっていた
「へぇっ!?」
でもよく見るとベットの近くに服が置いてあり、どうやらオスマンさんの服らしい
その直ぐ側にあったメモに『服を洗わせて頂きますね』
と書かれており、オスマンさんの服を着て良いようだ
服は私ではブカブカで、袖も余ってしまった
何か悲しくなりさっきの声を確かめに廊下に出ていった
そこには金髪の綺麗な女性と緩いスーツ着た男性、何か言い争いをしている様で………
???「神の名のもと叩き斬ってやる!!」
???「ま…待て…!!人殺.し反対!!」
え!?どう言う状況ですかこれ!!
大丈夫なんですか!!?
???「殺.人じゃないわ復讐よ!!
可哀想な農村の人々のね……」
???「復讐は復讐を生んでしまう!「目には目を」は世界を盲目にする!!」
???「やかましい!!死.ね!!」
???「ギィャァァーーー!!」
女性は男性に向かって一気に剣を降り下ろす
っ!!
os「おやおや…神前でそんなことをしてはいけません…」
???「!!あんたは…」
女性が男性を切る直前にゆったりとした声が聞こえた
「オスマンさん………!」
コツコツと靴の音を鳴らし、
入って来たオスマンさん
私が名前を呼べばこちらに微笑みを向けてくれた
os「人は罪を犯しました…
神の法に背き禁断の実を食べたのです
それは人間を堕落させる実……」
???「す…枢機卿!!おられたのですか!?」
女性はすかさず、剣を後ろへと隠した
os「人は神により楽園から追放され労働の苦しみと産みの苦しみが罰として与えられました……」
os「我々が知恵の実により手に入れた科学…
それはまさに罪であり罰なのです…
貧しさは人を惑わせてしまいます」
os「ここはお話を聞いて公平公正に審判すべきでは…?」
ニコッと笑いながら提案をしたオスマンさん
???「あ…あなたは昨日の…!
宿から命までありがとうございますー!!」
???「枢機卿!
この男は審判を受ける価値など…」
os「いえいえ人は平等ですチャンスを与えるべきです……
しかし窃盗行為などいただけませんな…
自分勝手の行動すれば誰かに迷惑をかける
常人なら良心の呵責に苛まれるはずです…」
足音を鳴らしながら段差を登る
os「…そこの異那人に問いましょう…
これからの質問に正直に答えなさい……」
主役は私では無いですよね…(8話目→←主役は私では無いですよね…(6話目
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黒夜(プロフ) - あっ…好き…続きをください!! (2020年8月26日 22時) (
レス) id: 3f6cacae63 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵闇(プロフ) - エミさん推しにはたまらねぇ.......ありがとうございます！！！ (2019年9月28日 12時) (レス) id: 866b98c752 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イムさん | 作成日時：2019年5月9日 23時
