主役は私では無いですよね…(4話目 ページ5
…
………
……………
ハッと目を開け体を起こす
間接が少し痛むが、どうやら助かったらしい
周りを見渡すとそこはもうあのシェルターとは思えない程に姿を変えていた
何があったんでしょうか……
戦争は終わったのか?
あの水はどうなったのか?
と言う疑問が上がるが、取り敢えずは行動をしよう
カチャカチャと瓦礫の上を歩き外に出る
「.………………………ここは……………?」
一面焼け野原。
ここまで大規模なものだったか!?
ましてや街の跡形さえも残っていない状態だ
しかし目を凝らすと森があり、その奥には城……だろうかまるで本の世界に迷い込んでしまったようだ
例えば………本とかで見る『異世界』のような…………
城の様な所へと足を進ませる
ふぅ…とため息をつく
その理由は今まさに森の中で迷子になってしまったから
綺麗な森だが、迷子になったからには迷いの森と化す。
う〜んう〜んと頭を抱えていると背中を叩かれた
???「……………大丈夫…??どうしたん?」
クルッと振り向く、そこには銀色の髪をなびかせ、
こちらを見ている人がいた
「っ!あの!!この辺に住んでいるお方ですか!?
お城………街などは近くにありますか!!?」
その人は私が急に質問してきてギョッとしていたが
ふっと微笑み色んな事を教えてくれ、街にも連れていってくれるそうだ
あぅ……優しい…………
im「………街へ……っとその前に名前教えてや!
自分はイム!!よろしゅうな!」
ニパッと笑うイムさんは太陽みたいで眩しいくらいだ
「私はエーミールと申します.よろしくお願いしますね」
この度は迷惑をかけて……と付け足すと
im「いいっていいって!
エミさん可愛いし、仲良くなれて嬉しいよ!!」
と言う感じに笑ってくれた。可愛いですかね………!?
森を抜けるまでに馬で二人乗りしたのだが、恥ずかしかったです……
でも何気に馬に乗るの初めてで楽しかった
外道丸さんでしたか、可愛いらしい馬ですねっと言うと
イムさんは「せやろ!知り合いの馬やねんけどなついてくれてんよ!!」と笑って返してくれた
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黒夜(プロフ) - あっ…好き…続きをください!! (2020年8月26日 22時) (
レス) id: 3f6cacae63 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵闇(プロフ) - エミさん推しにはたまらねぇ.......ありがとうございます！！！ (2019年9月28日 12時) (レス) id: 866b98c752 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イムさん | 作成日時：2019年5月9日 23時
