毘沙門天の涙【募集終了】

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《夜叉》─やしゃ
羅刹に対抗する人間のこと。國の開発した妖刀で羅刹を倒す。また、衣服に施された仕掛けによって雨にうたれることがない(体の周りに膜ができるイメージ)。2つの党派に分かれており、その多くは家柄によって決められる。稀に家柄に背いてもう1つの党派に属する者もいる。

『平党』
羅刹を捕え、その力を身に宿さんとする党派。故に一部の者は耳が尖っていたり角が生えていたりする。妖刀の異能をより引き出しやすい。
イメージカラーは蒼。平党が支給する衣類は蒼がベースとなっている。支給された衣類を着るのは儀式後まもない、武器を手にしていない新人だけ。
儀式内容─羅刹の血を取り込む。最低1週間は痛みが続き、発狂する者もしばしば。体が弱くない限り死にはしない。その後も発作のように急に痛みに襲われる場合がある。人ならざるものの血を取り込んだ代償なので薬はない。耐えるしかない。
ちなみにその血はどうやって採るのかというと、羅刹が倒された後もしくは倒す最中、雨に溶ける前に強制献血。

『源党』
羅刹を滅し、自らの力を極めんとする党派。身体能力が人間の比ではなく(羅刹には負けるが)、銃弾も素手で取れる。五感が優れている者が多い。
イメージカラーは朱。源党が支給する衣類は朱がベースとなっている。平党と同じで、支給された衣類を着るのは新人のみ。
儀式内容─羅刹と1体1、妖刀なしで密室で戦う。死ぬ可能性が高い。強制的に進化を促すためかける時間も長く、最長で3ヶ月。その間の食料や水の補給は行われる。
この羅刹は本物の羅刹ではなく、羅刹のデータを元にし忠実に再現されたCPU。高度なプログラ厶によって密室でも雨(弱体化効果なし)を降らせる。羅刹を倒しただけで進化するのか？そりゃあ誰でもゴリラを倒したらゴリラより強くなるでしょう。進化するのは自然の摂理。

『敷地』
紫國の中央に円形に広がっている。明確な境界線はなく、その敷地への民の立ち入りは許されていない。
東に平党の屋敷、西に源党の屋敷がある。方向性の違いで2つの党派は仲が悪め。
居住について、敷地内に住もうと敷地外に住もうと個人の自由。ただし敷地内は江戸時代と近代文明を掛け合わせたような風景なので敷地外から通う者の方が多い。

敷地内には食事処やちょっとした銭湯も設置されている。

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