50.竹林の中へ ページ6
竹が沢山延びている林の中に緑色の光が出てきて、明るい暖色系の色をした朱雀が(名前)達を連れてやって来た。
ア「ここが、霊剣林…」
(名前)「竹がすごい延びてる。」
ナ「それじゃあ、行こう!」
ケ「そうだね。」
竹の林の中から一人の少年が近づいてきた。阿修羅豪炎丸を手に持って…
ハ「待て…」
ト「酒天童子?」
ア「な、お前は!」
ハ「白虎大霊槍は、俺が手に入れる!」
そう言うと、手に持っていた阿修羅豪炎丸からものすごい炎を出し、霊剣林の奥へと姿を消した。
ア「くそっ!好き勝手言いやがって!俺達も行くぞ!」
アキノリは、そう言って酒天童子が進んでいった道を走っていこうとした。だが、見えない壁に阻まれて、これ以上は進めないようだった。そこにミッチーが加わったが、見えない壁に阻まれ、進めなかった。剣武魔神である不動明王ボーイですら通れなかった。
ト「…」
トウマがアキノリ達のいる方へ歩いていく。
ナ「トウマ?」
全「!?」
ト「あっ…通れたよ?」
ア「何でトウマだけ通れるんだ?」
ト「妖聖剣を持っているからかな?」
トウマの持っている妖聖剣を借りて通ろうとしたが、やはり見えない壁に阻まれトウマ以外通れなかった。
ア「色々と試したが、トウマ以外通れないと分かった。ここは、トウマに白虎大霊槍を手に入れれてきて貰いたい!」
ナ「何そのしゃべり方…」
ト「分かった。僕が行ってくるよ。」
(名前)「でも、一人は危なくない?」
ト「大丈夫。僕には、幻魔や剣武魔神達がいるから。」
(名前)「…」
ナ「(名前)、トウマが大丈夫って言ってるんだから大丈夫だよ!」
ケ「そうそう!だから、トウマを応援しよ!」
(名前)「そうだね。」
ー私が負けちゃ駄目だ!気持ちを強く持たないと!
ト「じゃあ行ってくるよ。」
ア「気を付けろよ、トウマ!」
ケ「頑張ってね!」
トウマは、(名前)達を心配させないようににっこりと微笑んで竹林の中へと姿を消していった。
20人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無しのダレカ - 更新頑張ってください!待ってます!面白いです! (2020年4月8日 21時) (レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
11冬華03(プロフ) - 「幻王」の回のトウマ君がかっこよくて好きです!お忙しいと思いますが、頑張ってください!更新待ってます! (2019年9月1日 8時) (レス) id: 409538cbca (このIDを非表示/違反報告)
黒崎茉莉那(プロフ) - 続きが気になります! (2019年6月24日 17時) (レス) id: e34fd562e8 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - 続きが気になるわ! (2019年4月21日 19時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - 今、46いったわ。いろんなことが明らかにされる予感ね。 (2019年4月21日 19時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月影冬華 | 作成日時:2019年3月28日 13時