69.さようなら ページ25
(名前)を捕らえていた真魔は、ミッチーのパンチによって破壊された。三人が落ちると思ったとき、朱雀が足場となってくれていた。
ア「朱雀！」
(名前)「ありがとう、朱雀。」
ナ「助かった。」
朱雀「やれやれ、世話が焼ける。」
ア「よし！今度は俺らの番だ！」
ミッチー「シュタッ！お仕置きタ〜イム！」
ナ「青龍！」
青龍「どうした。」
ナ「大丈夫だったんだね！反撃するわよ！」
青龍「ああ！」
青龍は、勢いよく口から青い光線を出し、空亡に当てた。その後を追うようにして、今度はアキノリが妖術で攻撃し、空亡に当てた。
ア「くらえ！」
アキノリが妖術を使ってた攻撃だったが、いつもとは比べ物にならないほどの威力を持っていた。
(名前)「すごい！」
空亡「ぬあああぁぁぁぁぁあ！」
光がその場を制した。白い光が彼らを包み込み、空亡の姿は消えた。少年少女は、岩の大きい破片のような物の上に立っていた。
ア「勝った…！俺たちの力で勝った！」
ナ「空亡を倒せた！」
(名前)「やったね、二人共！」
三人は、ハイタッチをしようとしたときミッチーが飛び込んできた。
ミッチー「私もハイタッチしま〜す！」
ブウゥゥン
ミッチー「えっ、今！？」
ミッチーは空中で泳ぐがその意味もなく落ちていった。
ミッチー「はひぃぃぃーーん！」
(名前)「あらら…」
ナ「あちゃー…」
ア「いつもは空に飛んでいくのにな。今回は落ちていったぞ。」
空気が不穏な空気に包まれた。そして、消えたはずの空亡が空に姿を現した。空中に空亡きの赤い目が続々と現れ始める。
空亡「四麒〜！」
ア「しぶとい奴だな！」
(名前)「空亡！」
空亡は続々と真魔達を生み出し、(名前)に向かわせた。
(名前)「！？」
大きな気配が消えた。だが、またすぐにその大きな気配は現れた。少年が一人空中で呟く。
ト「・・・ごめんね、空天。僕の封印のせいで。君と僕が交わした約束、必ず守る。けど、僕を許さないでほしいな。君は優しいから、すぐ許してしまう。」
少年は、昔の事を懐かしく思い出しながら空亡の復活に絶望する彼らを見ていた。
ト「貴女と僕のスピリットは違う。けれど、貴女には覚醒してもらい、真実を知る必要がある。それを空天と約束して、この時代までずっと見てきたんだ。必ず守るよ、空天。」
僕はただ『さようなら』の練習をする。仲間と親友。そして、信じ続けた貴女に…ただ『さようなら』の練習をする。
『さようなら』
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名無しのダレカ - 更新頑張ってください！待ってます！面白いです！ (2020年4月8日 21時) (
レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
11冬華03(プロフ) - ｢幻王｣の回のトウマ君がかっこよくて好きです！お忙しいと思いますが、頑張ってください！更新待ってます！ (2019年9月1日 8時) (レス) id: 409538cbca (このIDを非表示/違反報告)
黒崎茉莉那(プロフ) - 続きが気になります！ (2019年6月24日 17時) (レス) id: e34fd562e8 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - 続きが気になるわ！ (2019年4月21日 19時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - 今、４６いったわ。いろんなことが明らかにされる予感ね。 (2019年4月21日 19時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月影冬華 | 作成日時：2019年3月28日 13時
