47.四麒の思い ページ3
その頃の人間界…
(名前)「…」
カ『(名前)がもし真の覚醒をしたのなら空亡を永遠に葬り去ることが出来るやもしれん。』
(名前)「真の…覚醒…」
母「どおしたの?」
(名前)「…お母さんは、もし自分にしか出来ないことがあったらどうする?」
母「自分にしか出来ないなら、私はやるわよ!けどね、大事なのは自分で決めること。自分のことを人に押し付けない。それで、その中でも一番大切なことはね、(名前)が本当にやりたいかってこと。」
(名前)「私が、本当にやりたいと思ってるかどうか?」
母「そうよ。後、一人で無茶しないこと。一人で抱え込まないで皆に相談したりしなさい。」
(名前)「お母さん…」
母「気づいていないとでも思った?」
(名前)「ありがとう!お母さん!」
母「気を付けなさいよ。」
自分の部屋
(名前)「うぅ、眠れない。まっ、とりあえず目を閉じよう。気づかぬ内に寝れるはず。」
少女がそう言って目を閉じる。その時、不思議な光景が見えた。
四麒『妾が、この妖魔界を護る…!」
(名前)「!」ガバッ!
(名前)「何、今の?」
海辺
ト「…(名前)が真の覚醒…か。」
少年は、一人海の近くに来ていた。胸のモヤモヤを抱えたまま。
ト「どうして、あんなこと聞いたんだろう?」
カ『5本目の妖聖剣。その名は、白虎大霊槍。遠くの物でも捉えると一瞬で貫くという剣武魔神白虎の槍だ。』
ト『あの、1つ質問良いですか?』
カ『なんだ?』
ト『妖聖剣をすべて集めたら、(名前)は覚醒するんですよね?』
カ『あぁ、そうだ。』
ト『妖聖剣をすべて集めて、(名前)が覚醒するとは、事実なんどすか?』
カ『?鬼族の四麒を祀ってある所に書かれていたことだ。間違いはないはずだ。』
ト『そうですよね。すみません、変なこと聞きました。』
ト「なんでかな?」
少年は、そう言うと海に背を向けた。
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名無しのダレカ - 更新頑張ってください!待ってます!面白いです! (2020年4月8日 21時) (レス) id: 6bf8819783 (このIDを非表示/違反報告)
11冬華03(プロフ) - 「幻王」の回のトウマ君がかっこよくて好きです!お忙しいと思いますが、頑張ってください!更新待ってます! (2019年9月1日 8時) (レス) id: 409538cbca (このIDを非表示/違反報告)
黒崎茉莉那(プロフ) - 続きが気になります! (2019年6月24日 17時) (レス) id: e34fd562e8 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - 続きが気になるわ! (2019年4月21日 19時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - 今、46いったわ。いろんなことが明らかにされる予感ね。 (2019年4月21日 19時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月影冬華 | 作成日時:2019年3月28日 13時