あなたの隣に居たい。【A3!】【茅ヶ崎至】

4. ページ13

至「……は」




やっと顔を上げた至さんと、目があった。
瞳には私。
暫くの沈黙が流れた。

　







至「は、……え？……」









『あ、いや、迷惑ですよね！ごめ「好き。」』









至「俺も好き。…Aのこと」








至さんが、私を好き…？

これは夢かもしれない。


でも、夢じゃない。

　





至「俺と、付き合ってくれる？」





.






.






.





『っ！はい！！』







溢れた涙を、至さんが親指で拭ってくれた。

その手は凄く、あたたかくて｡





至「これからよろしくね、A。」






抱きしめられた体温は、

もっとあたたかかった。








＿＿＿＿＿＿＿その日の夜




監督「号外号外！みんなニュースだよ！！」



紬「へぇ、Aちゃんと至くん付き合ったんだね。」



幸「あのインチキエリートが彼女作るとか何事？」



臣「はは、じゃ今日は赤飯炊くか！」







万里が劇団員に言いふらして早くもニュースになりましたとさ！

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←3.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す