秘め事 ページ45
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『エンデヴァーが長居するなんて珍しいこともあるんですね』
「大きめのミッションがあってねぇ」
「チームアップ要請だ」
『……うちとエンデヴァー事務所がですか！？』
「あぁ」
『やっ…………』
「嫌なの？」
『ったー！！めっちゃ嬉しいです！！！やっとショートとヒーロー活動できる！』
「…そんなにか」
『はい！やれインタビューだやれ表紙だ広告だってそんなんばっかり、私ヒーローショート大好きなんですよ！？嬉しいに決まってるし叙○苑おいしい…………』
「ふ、よく食うな」
『…エンデヴァーが笑った』
「俺とて笑う」
「そうでもないよ？」
ミッションの話はいいのだろうか。まぁ私は美味しいお弁当を食べられて幸せだし別に構わなかった。
「あとは独立の件だけどさ」
社長のそんな言葉に思わず箸が止まる。
『独立？どなたがです？』
「え、聞いてないの？」
『……なんの事だか』
気まずそうに視線を逸らした社長と目を合わせないエンデヴァーをみて、あぁ、焦凍か。と納得する。私だって話していない仕事のことなど沢山あるし、現にストーカーの件も話していなかった。秘め事まではいかずとも、あえて話さないこともあると思う。しかし、又聞きとはいささか寂しい。なんてことを思って、箸を進めた。
昼食を終えエンデヴァーと共に社長室を後にした。
「これ、焦凍に食わせてくれ」
『お弁当、いいんです？』
「あぁ、俺からとは言うなよ」
『承知してます、こないだもお米ありがとうございました』
「いや、お前のおかげで送りやすくなったな」
『ふふ、受け取ってくれないところ彼もまだまだ大人気ないですね〜』
「あの頃よりはマシだ」
あの頃、雄英時代の事だろうか。エンデヴァーとは直接関わりは無かったものの、焦凍の反抗心は何となく伝わっていた。たしかに今、それはあまり感じない。
「息子がいつもありがとう」
『え…今ありがとうって言いましたか？どうしたんです今日はやけにかわいいですね』
「……お前のそうゆうところに幾分救われているんだが、まぁいい、よろしく頼んだ」
『…はーい、チームアップがんばりましょう』
救われている、履き違えでなければ彼らの、轟家の架け橋になれているのだろうか。そうだとしたら、それほどまでに嬉しいことは無い。
距離感を上手く掴めず、割とフランクに接していたが間違いではなかったようだ。私は複雑な気持ちのまま、安堵の息を吐いた。
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お茶ん(プロフ) - ねぇ瀬呂のファーストキス、ファミチキはやべぇってw (2022年3月2日 0時) (
レス) @page16 id: f8c5dcff4c (このIDを非表示/違反報告)
えも(プロフ) - 未那さん» 未那さん！！！また始まりますので！！！いつもありがとうございますほんと！！！映画みれますように！！！新しい入場特典の轟くんとてもいいです！！！とてもとてもとてもいいです！！！次回作もがんばります！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: 32dcf2c040 (このIDを非表示/違反報告)
未那(プロフ) - くっそ、終わっちまったぜ、、、、、、最高っした！！短編集もちゃんと読んでます！！これからも頑張ってください！！一生ついていきます！映画は見れてないです！見たいです！(TMI) (2021年8月23日 1時) (レス) id: abf4bd5443 (このIDを非表示/違反報告)
えも(プロフ) - リュイさん» めちゃくちゃ嬉しいお言葉です…！！みんなで轟くんを愛しましょう(;_;) かっこいい轟くんたくさんかけるようがんばりますね！！！がんばりますコメントありがとうございます！！！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 32dcf2c040 (このIDを非表示/違反報告)
えも(プロフ) - 美琴さん» 嬉しい……読んでくださって私も大好きです！！ここから楽しい生活送って貰うので楽しんでください！！映画とうとう今日ですね…！2回もチケットとっちゃいました… ぜひとも一緒に轟くんを推しましょう…！！がんばります！！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 32dcf2c040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えも | 作成日時：2021年7月20日 23時
