ショートと撮影の日 ページ38
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その日は入が朝7時、ケツは未定の撮影。そう、表紙の撮影だ。
「ショートさんは目線こっちで、Aさんはショートさんみててくださーい。普通に会話しててもらって大丈夫です」
『…………随分艶めかしい表紙なんだね』
「………セットがベッド…ねみぃ」
あれよあれよっとヘアメイクを終え、撮影ブースに移動すればそこにはベッド。もっとキャッチーな表紙かと思っていた私たちは唖然とした。
ショートが私を押し倒す形でポージングを指示された。
「すいません、Aの胸元際どすぎませんか、あんま見られたくねぇんだが」
「あ、Aさんは事務所の許可降りてます」
『あんの社長』
「編集さーん、キスってOK出てますかー？」
「あ、ショートさんのとこNGです」
『ちょっとまってうちはよかったんですか？そうなんですね？』
「お前の社長と1回話さねぇといけねぇな」
『それは同ずる』
「なんかかわいいな、そのメイク」
『ね、今流行りの抜け感メイク』
「抜け…だらしねぇみたいなことか」
『絶対それ女の子に言っちゃダメだよ』
「割とこの体制でいんの辛い」
『ぷ、プルプルしてきたね…』
「ふ、A寝てるだけじゃねぇか」
『ちょっとおもしろい』
「お2人表情いいです！素敵！！」
「照明調整入りまーす、お2人そのまま待機でお願いします」
「………疲れた」
『う゛っ』
待機、と声がかかれば焦凍はどさりと私の上に落ちた。
『おも…』
「ねみぃ…」
『朝早かったもんね…』
「…ん」
お互い、疲れが溜まっていたのだろう。あろう事かそのまま眠ってしまった。
「編集さん、寝てます」
「あら、……いいわね」
「撮ります」
後日発売された雑誌には、私たちの寝顔が掲載された。
そしてその雑誌は発売直後、異例の重版が発表されたのであった。
『社長！！うちってNGないんですか！？』
(ショートくんとだったらなんでもいいよって言った！)
「ならしょうがねぇ」
『何が！！！』
(ショートくんやっほ〜今度お茶しようね〜)
「どら焼き持っていきますね」
『なんで社長の好物まで知ってんのさ』
(あ、あれがいい！亀十のやつ！)
『うるさいドラ〇もん』
まぁ、満更でもない私はその雑誌を4冊も買ってしまったのだけれども。それは秘密にしておこう。
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お茶ん(プロフ) - ねぇ瀬呂のファーストキス、ファミチキはやべぇってw (2022年3月2日 0時) (
レス) @page16 id: f8c5dcff4c (このIDを非表示/違反報告)
えも(プロフ) - 未那さん» 未那さん！！！また始まりますので！！！いつもありがとうございますほんと！！！映画みれますように！！！新しい入場特典の轟くんとてもいいです！！！とてもとてもとてもいいです！！！次回作もがんばります！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: 32dcf2c040 (このIDを非表示/違反報告)
未那(プロフ) - くっそ、終わっちまったぜ、、、、、、最高っした！！短編集もちゃんと読んでます！！これからも頑張ってください！！一生ついていきます！映画は見れてないです！見たいです！(TMI) (2021年8月23日 1時) (レス) id: abf4bd5443 (このIDを非表示/違反報告)
えも(プロフ) - リュイさん» めちゃくちゃ嬉しいお言葉です…！！みんなで轟くんを愛しましょう(;_;) かっこいい轟くんたくさんかけるようがんばりますね！！！がんばりますコメントありがとうございます！！！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 32dcf2c040 (このIDを非表示/違反報告)
えも(プロフ) - 美琴さん» 嬉しい……読んでくださって私も大好きです！！ここから楽しい生活送って貰うので楽しんでください！！映画とうとう今日ですね…！2回もチケットとっちゃいました… ぜひとも一緒に轟くんを推しましょう…！！がんばります！！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 32dcf2c040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えも | 作成日時：2021年7月20日 23時
