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大量の着信履歴は大半が焦凍のもので、話さなければとは思うが鬱屈になってしまう。
と思った途端にスマホが震える。焦凍だ。
(A、誤解だ)
『…開口一番それ？』
(全然出ねぇからなんかあったかと思ったぞ、無事か)
『うん、大丈夫だよ、誤解なんだね』
(あぁ、いわゆるハニートラップってやつだ、酔ったフリして送らされただけ)
『わかった、明日帰ってこられそう？』
(是が非でも予定通り帰る。これから事務所からコメント出して否定してもらうから、読んでくれ)
『うん、待ってるから、ちゃんと帰ってきてね』
(あぁ、ごめんな)
『謝んないでよ、なんかやだ』
(、早く会いてぇ)
『……私も』
そんな事だろうとは思っていた。なのになぜ、こんなにも黒い感情が渦巻くのだろうか。なぜ、彼を信じてあげられないのだろうか。
どうにも初めての感情に、私は戸惑っていた。
眠る前に見たエンデヴァー事務所のコメントは当たり障りなくそれを否定していた。
翌日ーーー
＜ショート、今回のことで何かコメントはありますか！？＞ ＜どういった関係なのでしょう！？＞
＜…このご時世に囲み取材はどうなんでしょうか＞
テレビに映るショートは、怒っているように見えた。
「はは、ショートくんすごいイラついてるなー」
『先輩、笑い事じゃないですよ』
「わり、俺熱愛報道なんてされたことねぇからちょっと羨ましいわ」
『もう、大変そうですよ、ショート』
焦凍がいるのは駅構内だろうか。確かにその様子は三密である。心配だ。そう思ってテレビに視線を戻すと、またあのショート節が始まってしまったのだ。
＜事務所のコメント通りです。クリスマスも過ごしてやれなかった彼女が待ってるんで通してください。＞
＜…彼女！？彼女って言いましたか！？＞ ＜おい大スクープじゃねぇか！＞ ＜ショート！詳しく聞かせて…あ、ショート！！＞
ショートは、マスクをズラしべぇっと舌を出して改札を抜けていった。………なんなんだ、あの人は。今ので日本の、いや世界のショートファンが召されたよ。
「……すげぇなショートくん」
『………すごいんです』
「なんでAが頭抱えてんの？」
『…私、大事になる前に社長にお話ししてきます』
「………は？まじで？」
私は、腹を括った。ショートが公衆の面前で彼女、と発した時、私はこの上なく救われた気がしたのだ。
大勢に認めて貰えなくてもいい。私は、ショートの彼女だ。
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お茶ん(プロフ) - ねぇ瀬呂のファーストキス、ファミチキはやべぇってw (2022年3月2日 0時) (
レス) @page16 id: f8c5dcff4c (このIDを非表示/違反報告)
えも(プロフ) - 未那さん» 未那さん！！！また始まりますので！！！いつもありがとうございますほんと！！！映画みれますように！！！新しい入場特典の轟くんとてもいいです！！！とてもとてもとてもいいです！！！次回作もがんばります！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: 32dcf2c040 (このIDを非表示/違反報告)
未那(プロフ) - くっそ、終わっちまったぜ、、、、、、最高っした！！短編集もちゃんと読んでます！！これからも頑張ってください！！一生ついていきます！映画は見れてないです！見たいです！(TMI) (2021年8月23日 1時) (レス) id: abf4bd5443 (このIDを非表示/違反報告)
えも(プロフ) - リュイさん» めちゃくちゃ嬉しいお言葉です…！！みんなで轟くんを愛しましょう(;_;) かっこいい轟くんたくさんかけるようがんばりますね！！！がんばりますコメントありがとうございます！！！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 32dcf2c040 (このIDを非表示/違反報告)
えも(プロフ) - 美琴さん» 嬉しい……読んでくださって私も大好きです！！ここから楽しい生活送って貰うので楽しんでください！！映画とうとう今日ですね…！2回もチケットとっちゃいました… ぜひとも一緒に轟くんを推しましょう…！！がんばります！！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 32dcf2c040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えも | 作成日時：2021年7月20日 23時
