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駅前のチェーン店のカフェに行き、目立たない奥の席へと座る
彼はずっと俯いているから話を切り出しにくい
「えっと…、Aです、」
私の名前を聞いて小さく頷き「目黒蓮です、」と小声で言った
初めて話してくれた…と勝手に1人で感動する
「蓮くんって呼んでいいかな?」
またさっきと同じように小さく頷いて返事をした
地雷を踏まないように彼の話を聞いていきたいんだけど…
まずは心を開いてもらわないといけないんだよね、
「れ、蓮くんはさ… 好きな人とかいないの?」
しまった〜 色々考えすぎて一周して変なことを聞いちゃったよ…
蓮くんの顔を見ると明らかに困った顔をしている
目「えっ…、、?」
「あー、、好きなタイプとか…、、?」
目「好きなタイプ…」
顎を触りながら真剣に考え始めた
目「僕、好きになった人がタイプです…」
顔を少し赤らめながら答えた
「ああ、ごめんそういうつもりじゃなくって…」
彼に変な勘違いされたくなくて否定をする
それでも質問に答えてくれるだけでも心を開いてもらえた気がした
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作者名:emo | 作成日時:2021年10月14日 23時