49＊花火 安田side ページ24
部活の延長みたいな感覚で無邪気に笑っていた大阪時代。
そんなある日、一足先に
年上三人と一緒に東京進出を果たした亮。
前に進む亮に置いていかれたらアカン。
もしも追いつけへんかったら
二度と同じステージには立てへん。
当時のオレは、そう思うてた。
あの日の自分に伝えたい。
今、オレは、
亮と同じステージに立てている。
…そろそろお開きにしようや！
大倉の言葉で店を出た。
街角には、いくつもの空き缶が転がっている。
拾いあげようとすると、すかさず、大倉の手がのびる。
ゆうべは、花火大会やってん。
パーンっと華やかに高く咲き乱れ、はかなく消えていく花火。
しぶやんは星や。
しぶやんが新しい夢を叶えた日、
オレらが燃え尽きた花火じゃシャレにならんわ。
なあ、大倉。
オマエもそう思うやろ？
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ひな(プロフ) - 15年めの分かれ道 http://uranai.nosv.org/u.php/novel/emn597313/ になります。 (2018年3月6日 20時) (
レス) id: 171694c67c (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ひな（プロフ）からもいけますので、過去の話はそちらからもどうぞ。 (2018年3月6日 20時) (レス) id: 171694c67c (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 明日はどっちだ http://uranai.nosv.org/u.php/novel/7226791hinako/ 一番最初の話になります。 (2018年3月6日 20時) (レス) id: 171694c67c (このIDを非表示/違反報告)
ちほ - こんばんは★すみません。過去の話しも読みたいので、過去の話しのＵＲＬを貼っていただけますか？ (2018年3月6日 19時) (レス) id: 1a24a66dca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2018年3月6日 17時
