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「今日は前髪どうしますか？」
臣「Aちゃんの好きな方」
鏡越しに目を合わせてくる臣さん。
「…
じゃあ上げますね」
臣「ふーん…上げてる方が好きなんだ。
これからずっと上げてもらおっと」
ほらまた、そんなこと言う。
臣「おかもっちゃん
来週の、どうなった？」
岡「あぁ、それね。
まだ調子よくないみたいだよ、高橋さん。
でも来週の収録はぜったい
予定通りするって言ってたけど」
臣「まじかぁ…」
自分と同じ名字に反応してしまう。
臣「Aも知ってるでしょ
高橋 奏太ってアーティスト」
そう言い、父が写ってる雑誌を
見せてくれる臣さん。
お父さんです、なんて言えるはずもなくて
「はい、なんとなく…」
臣「なんとなく？めっちゃ有名なのに？」
健「お前、ほんまそうゆうん疎いなぁ。
テレビみいひんからやろ？」
いつの間にか臣さんの隣に移動してきてた
健さんが戸惑う私に声をかけた。
臣「そっかぁ…
なんか体調良くないんだって、ここ最近」
父親の姿なんか久しぶりに見た。
初めて高2の時に会った姿よりも
白髪が少し増えていて痩せてた。
お父さんと言うよりも
いい歳の重ね方したおじさんって感じ。
一緒に過ごしたことがないから。
莉「あ！A！
私その収録の日お休みもらってるから！」
「え！？莉奈さんいないんですか？」
莉「そうよ、
ジェネの専属の子が急遽来てくれるけど、
Aがメインだからね」
「えええ」
________________
健「やっぱり…
お父さんには言うといた方がいいんちゃう？」
その日の夜ごはんを食べてる時に言われた。
「やっぱり健さんもそう思いますか？」
健「うん…
まさかみんな娘やとは思ってないし
娘がいるとも発表してはらへんやろ」
「うん…」
やからと言って、急に父の事務所に乗り込んで
どうのこうのとかできる話ではないし。
健「2人で挨拶しに行ってみるか」
「え？健さんと私で？」
健「いい機会や、
一回ちゃんと話しといで」
健さんは、それが礼儀やとか
ケジメとかすごい気にする人。
きっと私のことを考えてくれてるから尚更。
健さんと父と3人でご飯に行く予定ができた。
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えみ(プロフ) - 紫苑さん» お返事遅くなってしまい、すみません！（ ; ; ）ほんとにのろくて申し訳ないですが、頑張ります！ありがとうございます！ (2017年1月23日 9時) (
レス) id: cae321e952 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - コメント失礼します。健ちゃんにキュンキュンしながら読んでます！お話の続きが楽しみです！更新待ってます。頑張ってください！ (2016年11月14日 23時) (レス) id: 1ef59402c7 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - あやさん» 評価ありがとうございます！そう言っていただけると本当に嬉しいです。更新遅かったりしますが、精一杯完結まで書かせていただきます。これからもよろしくお願いします！ (2016年5月10日 22時) (レス) id: 9fef194a08 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 投票しても投票したりません！毎日楽しみに見ています！ (2016年5月6日 12時) (レス) id: b1acdd8939 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - (名前)かのんさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2016年5月6日 10時) (レス) id: 9fef194a08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えみ | 作成日時：2016年5月5日 21時
