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周りに紛れて私もOLっぽいかな、って
呑気なこと考えてたら視線を感じて、
「なんですか？」
莉「ねぇ、A、
私に秘密にしてることない？」
サラダを食べていたフォークを一旦置いて
私に問いかける莉奈さんに嫌な予感がした。
莉「健二郎くんとのこと、
何か言ってないことあるでしょ？」
やっぱり。
一瞬合った目をそらすと、
莉「あんた、ポーカーフェイスっぽいけど
無理に無表情にしてるのがバレバレね。」
「…何のことでしょうか」
莉「とぼけなさんな。
一緒に住んでるの？」
「…はい」
莉「親戚だったら別に隠す必要もないでしょ。
まさか、」
腕組みして、私から言いだすのを
じっと待ってる莉奈さん。
健さん、ランチタイムでは足りなさそうです。
「それで、健さんがついて来いって
言ってくれたんです」
莉「なるほどね…」
色々と省きながら話すこと小一時間。
じっと一点を見つめて
時々相槌をうちながら聞いてくれた莉奈さん。
莉「Aは家を出てきて正解だと思うなぁ」
「…。」
莉「そんなお母さんの言う通りの世界なんて
楽しくないじゃん」
「まぁ、そうですね…
本当に健さんに付いてきてよかった。
でもこの間お母さんと仲直りできたんです。
健さんに一回実家帰っといでって言われて」
莉「健二郎くんさすがね。
私なら心配で実家になんて帰せないもん。
それにしても思い切ったことしたね。
まぁ毎日健二郎くんもいきいきしてるし
よかったんじゃない？」
「いきいきしてますか？」
莉「うん。
毎日うるさいぐらいご機嫌で来るし、
終わったら速攻で帰るし」
「そうなんですね…迷惑ちゃうかなあ」
莉「迷惑だったらそもそも
連れてこないでしょうバカじゃない？」
バカ…ですか。
関西人はバカと言われたら腹がたつのを
ご存知ないのでしょうか、この方は。
莉「まぁ健二郎くんにとってAが大きい
存在になりつつあるってことじゃない？」
足を組み直してこれでもか、というぐらいに
ドヤ顔を見せつける莉奈さん。
大きい存在って大切ってこと？
山下健二郎のおかげで生きる希望ができたって
言ったら、健さんはびっくりするかなぁ。
「莉奈さんのその色気ちょっと
分けてもらってもいいですか？」
莉「なんでやねん。
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えみ(プロフ) - 紫苑さん» お返事遅くなってしまい、すみません！（ ; ; ）ほんとにのろくて申し訳ないですが、頑張ります！ありがとうございます！ (2017年1月23日 9時) (
レス) id: cae321e952 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - コメント失礼します。健ちゃんにキュンキュンしながら読んでます！お話の続きが楽しみです！更新待ってます。頑張ってください！ (2016年11月14日 23時) (レス) id: 1ef59402c7 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - あやさん» 評価ありがとうございます！そう言っていただけると本当に嬉しいです。更新遅かったりしますが、精一杯完結まで書かせていただきます。これからもよろしくお願いします！ (2016年5月10日 22時) (レス) id: 9fef194a08 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 投票しても投票したりません！毎日楽しみに見ています！ (2016年5月6日 12時) (レス) id: b1acdd8939 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - (名前)かのんさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2016年5月6日 10時) (レス) id: 9fef194a08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えみ | 作成日時：2016年5月5日 21時
