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もう一度家に戻ると、
母「A、どうしたん？そんな急いで」
「お母さん、大丈夫？
何もおかしいこと、やってへんやんな？」
母「何を人の心配してんの。
心配いらんよ、大丈夫」
「ほんま？」
母「ほんまやし、
あんたも新しい目標できたんやろ？
それに向かって頑張りや、
山下さん、すごいいい人やん」
「うん、今すごいお世話になってる」
母「私のことはほっといてくれてええから
あんたはあんたで頑張り」
「うん、ありがとう…
今日は泊まるつもりやったけど
あの人おるみたいやし、帰るね」
母「あの、A！
柏木さんのことやけど…ホンマにごめんな。
謝って済む問題じゃないけど、あの時
お母さんどうかしてた。
ごめんなさい」
まさか、
お母さんが謝ると思ってなかった。
「…
私、お母さんに売られたんやって思った。
でも今はこうやってお母さんと普通に
話せてるし、もういいよ、気にしてない。」
完全に、じゃないけど、今でも
トラウマとして体に色濃く染み付いてるけど、
健さんとの生活で少しずつ自分の中で
クリアにできてきてるとこだった。
母「ありがとう…」
「もう行くね、お母さん元気にしててね」
母「うん、ごめんな。ほなね…」
それは何年ぶりかの親子らしい会話やった。
お母さんに頑張りなんて言われたのは
初めてのことやし、舞い上がってた。
『健さん！
お母さんに頑張れって言ってもらえた！』
健『そうなん！？
よかったやん^^』
『何年ぶりかにちゃんと話せたよ！』
健『ええことや！
ゆっくり休みいやー』
『ありがとう！』
実家じゃなくてホテル泊まるって言ったら
きっと心配かけるしな…
.
次の日、またボンバーな寝癖で現れた健さん。
健「おはよぉ、お母さんと話せてよかったな」
「はい！帰って来てよかった」
健「やっぱ我が子はかわいいもんやねんって。
また近いうちに来ような」
「うん！」
それからまた1ヶ月経たないうちに
埼玉でライブ。
その公演で今年は最後。
あんなハードなこと
何回もこなすなんてありえない。
ステージに立つ健さん見てみたいなぁ。
今日はたまにあるバラエティの収録の日。
みんな楽しみなのかいつもに増して賑やかい。
莉「Aーランチ行こう」
「はーい」
莉奈さんに連れられて事務所の近くのカフェ。
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えみ(プロフ) - 紫苑さん» お返事遅くなってしまい、すみません！（ ; ; ）ほんとにのろくて申し訳ないですが、頑張ります！ありがとうございます！ (2017年1月23日 9時) (
レス) id: cae321e952 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - コメント失礼します。健ちゃんにキュンキュンしながら読んでます！お話の続きが楽しみです！更新待ってます。頑張ってください！ (2016年11月14日 23時) (レス) id: 1ef59402c7 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - あやさん» 評価ありがとうございます！そう言っていただけると本当に嬉しいです。更新遅かったりしますが、精一杯完結まで書かせていただきます。これからもよろしくお願いします！ (2016年5月10日 22時) (レス) id: 9fef194a08 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 投票しても投票したりません！毎日楽しみに見ています！ (2016年5月6日 12時) (レス) id: b1acdd8939 (このIDを非表示/違反報告)
えみ(プロフ) - (名前)かのんさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2016年5月6日 10時) (レス) id: 9fef194a08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えみ | 作成日時：2016年5月5日 21時
