検索窓
今日:8 hit、昨日:5 hit、合計:6,268 hit

剣の先生 ページ20

「アオ、青龍、いるかな〜っ?」

アオと青龍は昔の知り合いだ。

ゼノ兄と旅してた頃
真夜中にこっそり探検していて出会ったんだ。

アオは青龍に、
剣を教えていると言っていた。

俺にも教えてくれるかな??

ここら辺だ。

10年くらい前の記憶だけど確かに。

「確かにこ、こ……」

そこは、ひらけて更地になっていた。

「アオ…青龍?」

誰もいない。

どうして…なんで?

「な、んで……」

また会おうって、言ったよね?

遊ぶって約束したよね?

ほかにもたくさん、約束を…

なのに……


*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*


それは、俺が5歳と少しのころ。

真夜中に目が覚めて、どうしても寝れなくて。

「探検にでも、いこうかな……」

自慢じゃないけど、
俺は足は速い方だし、体力もあった。

遠くへ、遠くへ行くうち着いたのは。

「里……?」

こんな里、地図に載っていたらだろうか?

真夜中なのに、誰かの声が聞こえる。

「…って言っただろ!」

「でもアオ…」

アオ…誰?

そのまま聞き耳を立てていると

「あれ…?」

「どうした、青龍?」

「誰か、こっち見てる」

「なに?」

「…やっべ!」

急いで隠れようとしたけど、既に時遅し。

「なんだこのガキ。
里のモンじゃねぇな」

長い、青い髪の男の人。

後ろに隠れる、小さい子。

仮面の二人。

親子…と思ったけど、違うみたい。

「あ、いや、俺は怪しいモンじゃなくて!」

「ここに来る奴は皆怪しい!」

大人の方に首根っこを掴まれる。

「分かりました怪しいですごめんなさい」

謝ると一応地面に下ろして(落として)くれた。

「あ、あの…」

男の子が何か言おうとするより早く、
俺は聞いた。

「ね、君誰⁉ 友達になれるっ⁉」

「とも…だち?」

その子が首を傾げるから一応聞いた。

「友達、知らないの?」

「知っ…てる、よ。でも……俺?」

「そーだよ! 友達、なれる?」

「…うん」

ぃぃいいやったあぁーー!!

叫んで、アオって言う男の人に睨まれた。

とは言っても、仮面で目は見えないんだけど。

空の冒険→←青龍のお話。


ラッキーキャラ

ケイシュク


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:暁のヨナ , 過去編
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ノルアン(プロフ) - 千々さん» ありがとうございます!これからも更新停止状態にはならないように頑張らせて頂きます!いつもありがとうございますm(_ _)m (2020年6月23日 6時) (レス) id: 56e7842da3 (このIDを非表示/違反報告)
千々(プロフ) - とても面白かったです。次回作も読ませていただいています。これからも頑張ってくださいね!(いろいろ大変なのはお察しします……) (2020年6月21日 19時) (レス) id: df88b28f21 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ノルアン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/akamate/  
作成日時:2020年4月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。