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○67 会いたい 玲於side ページ17
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玲於side
Aと最後に会ったのは2週間前、もうちょいで3週間前に差し掛かるとこ。
勿論毎日ラインはしてるし、
勿論毎日考えてはいる。
けどそれって
もしかしたら考えてるの俺だけなんじゃね
もしかしたらあいつは俺のこと友達としか思ってないんじゃね
なんて考え出したらキリがなくなった。
早く会ってそんなこと忘れたい。
Aのことになると、何故かネガティブな発想しか出てこねえ。
ツアー前で、ドタバタしてる毎日。
そんな毎日の唯一の俺の癒しが
Aとのライン。
玲「会いてー」
小さな声が俺の部屋に響く
返事のこないラインを何度も見つめて、
何度もラインを打ちかける。
なあ、今何してんの？
会いたくて仕方なくなり、気づいたら着信ボタンを押してた
何回も鳴るコールに俺の心臓はばくばくした。
でなかったら、キモすぎじゃん俺。
もう切ろうかななんて考えてた時だった
『も、もしもし、』
愛しい君の声が聞こえた。
嬉しくて、自然と頬が緩んだ
玲「もしもし」
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作者名：にこ。 | 作成日時：2021年12月9日 22時
