きみは世界の中心2【佐野玲於】 (ページ13)

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○ 63 会わせるページ13

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亜「え、何何、」

俺の顔と涼太くんの顔を交互に見て、何が起こってるのかわかってないうちのリーダー

それを見ておもしろそうに笑ってる腹黒王子

玲「はぁ、」

もうため息しかでねえよ

亜「もしかして、まじで恋バナ？！」

そんなこという亜嵐くんの目はきらっきら輝いてた

玲「うるせえよ」

亜「え、がちじゃん、もしかしてあの真幸さんの？とこの子？」

やっぱメンバーってこういうときに痛いとこついてくんだよな。

亜「ええまじか、まじか、そんな可愛いの？」

1人で勝手に話を進める亜嵐くん

　

玲「まだなんも言ってないんすけど、」

亜「でも玲於の顔にそうですって書いてあったよ」

なんて言われた途端、顔が熱くなるのがわかった

涼「玲於可愛いな笑」

玲「うるさ、」

亜「俺にも今度会わせてよ」

っていうと思ったから嫌なんだよ。

でも亜嵐くんには、真幸さんのカフェの場所口止めしてるし、ここで会わせないなんて言ったら

この人何言い出すかわかんねえし。

玲「いつかね、いつか。」

亜「これ絶対会わないやつじゃーん
お願いお願い、次行く時ついて行かせて」

玲「次は無理」

俺だって、あれ以来会ってないわけで。

もっとAと距離縮めたいし、そこに亜嵐くんいたら持ってかれそうだし。

俺と亜嵐くんだよ、そんなの負けるに決まってんじゃん

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