誓った3【鬼滅の刃】 (ページ27)

今日:2 hit、昨日:35 hit、合計:18,552 hit

126 ページ27

「Aさん！きな粉餅あげます」

「かりんとうあげます」

「餡蜜あげます」

すみちゃん、なほちゃん、きよちゃんからもらったお菓子を有り難く受け取って頬張っていると三人は言いにくそうに言ってきた

「Aさん……あの、瓢箪を吹く訓練ってやってますか？」

口にお菓子が入っていて喋れない私は横に首をぶんぶんと振った

『吹くって…破裂させたりするの？』

聞くとしのぶさんがカナヲに稽古をつける時にやっていたらしい

その瓢箪を持って来てもらって空気を瓢箪に吹き込むと勢い良く瓢箪が破裂する

空に飛んだ瓢箪の残骸を手で取ると集めて置いた

『確かに、この訓練なら肺と同時に瞬発力と動体視力まで鍛えられる…流石しのぶさん……』

私がうんうんと頷いていると三人は瓢箪を破裂させるだけじゃ……と呟いていたがまぁ、いいでしょう

私は完治するまで蝶屋敷の周りを何十周か走り込んだ後に私より大きい瓢箪を破裂させて瓢箪の残骸を掴む訓練に岩を背負って刀を振り続けた

アオイに流石に岩を背負うのはダメと注意された