誓った2【鬼滅の刃】

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那田蜘蛛山まで目の前まで差し掛かった所で一般隊士が地を這いつくばっていた


「しのぶ様……助けて下さい！仲間同士で切り合って……蜘蛛の糸が…」


そう言った隊士の体が山へと飛んだ


「うわぁぁぁ！止めてくれ！助けて…」


私はそう叫んだ隊士へと跳んで甘い臭いのした背中側を切った



すると重力で落ちる隊士を抱えて地面に着地した


「これは…かなり酷い状況らしいですね」


『大丈夫ですか？必ず鬼を倒しますから安心して下さい』


「ありが……とう」



隊士がそこまで言うと目を閉じてしまい慌てて耳を傾けると気絶しているだけらしかった



「すみませんがこの方を蝶屋敷へ」



しのぶさんが後方に声をかけるとずっと感じていた気配が一気に動いた


「畏まりました」



隠の人がさっきの隊士を持ち上げ一礼する。隠の人が去るのを見届ける前にしのぶさんとカナヲさんは走り出していて私も走る




近づくにつれて鬼と人の臭いが混ざった臭いがしてくる…



鬼化？でも……人を鬼に変えられるのは鬼舞辻無惨だけのはず。そんな強い気配はしない



取り合えず行ってみれば分かることか

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