誓った2【鬼滅の刃】

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あの後も情報を集めて武内さんの家にお邪魔した2日後には明確な場所を特定することができた


問題は、今日の夜に出るかなんだけど…私が居た間被害が出てないし出るか分からない



『陽介、他の鴉に鬼を見たか聞いてくれない？』


「承諾シタ！只シ！餡蜜！餡蜜！2日前ニ行ッタ甘味処ノ餡蜜！」


『わかった、買うからお願い』


陽介はカアァァと一声鳴くと夜の町へと飛び去った


ここに居てても仕方ないし町の見回りにでも行くかな



日輪刀を持って羽織りを着て部屋から出ると町は真っ暗で人っ子一人歩いていなかった



空気の臭いを嗅いで血の臭いや鬼の臭いがしないか確認をする。耳を澄まして悲鳴や怒声が聞こえないかしっかりと聞く。全神経を集中させて気配がしないか確かめる。夜道に傷ついた人や鬼の姿がないか何度も見る



『今日も鬼はでな……くなかった』


そう呟いたのと同時に地を蹴り家の屋根に着地すると屋根の上を走った


臭いの元を辿ると鬼が夜道を歩いていて上から頸を狙って刀を真っ直ぐ振る


____陽の呼吸 参ノ型 泡沫陽光



「ァ？」


ボトッと落ちた頸は塵１つ残さず消えていく



随分呆気なかったと思いながら刀に付着した血を刀を振ることで落とす



そう思っていると地中から鬼の臭いがして咄嗟に上へ跳ぶ



「アァァァア！何故だ！何故、何で何で何で何で何でナンダ！どうして！？」



何故、どうしてと口走る鬼の姿に首をかしげながら鬼へと間合いを詰めた


「近寄るな！」


地中から岩が出てきてそれを刀で真っ二つにする


『待って、煩い煩い。近所迷惑だしこの時間は皆寝てるからお静かに願います』


「黙れェェェ！」



四方八方から繰り出される攻撃を私は新技で全て捌く


___陽の呼吸 陸ノ型 守護無双



五感を最大限まで引き上げて全ての攻撃を捌く守りに特価した技だ



岩石は１つも私に届くことなく目の前でバラバラになる


何が起こったのか把握できていない様子の鬼へと近づきそのまま一閃


____ 陽の呼吸 壱ノ型 陽明開闢



塵のとなった鬼の頚が消えるのを見届けて後ろに声をかけた



『出てきてもらえますか？』

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