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あの岩を切ってから私達には仮の日輪刀を師範から貰った


この真剣で最近は亮二兄さんと善三と切り合ってお互いの改善点を言い合う



「A遅いじゃねぇか!待ちくたびれてさっき善三と1試合し終わったぜ!」


『ごめん、お客さんが来てて少し遅れた』


「たくっ、仕方ねぇやつ…まぁいいか!早速素振り1500回、開始!
1!」

「2!」

『3!』


腕に重りを付けて素振りをした後は重りを両腕に1つずつ増やして試合をする


___炎の呼吸 壱ノ型 不知火


最近は師範に教えてもらった呼吸で試合をするのだが、私には炎の呼吸とはあまり相性が良く無いらしく善三や亮二兄さんの方が強い



なら、新しく作るしかないのだけど、私にはそんな才能は無い



だから、呼吸に頼らず己の業を磨く!



善三の攻撃を上に跳んでかわすと空中で振り上げられた刀を受け止める


そして一気に間合いを詰めて真っ直ぐ喉元めがけて突く


「そこまで!」


制止の声で刀を止めるとあと数ミリで善三の喉を貫いていた


「次は俺とだ!」


そうして今日も1日刀を振り続けた

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作者名:イカ星人 | 作成日時:2020年1月3日 20時

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