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手を振ってどこか覚束ない足取りで俺まで近寄って来たのはAだった
『はぁ、はぁ……あの山を1往復したら走り込みって言われてましたけど、どのくらいすればいいのか聞き忘れてて……取り合えず追いかけて来たんです』
1往復!?行った時よりも早いスピードではないか!さっきはすでに疲れきっていたのに最初より早く歩くなど…
俺は不審に思っていたがさっきよりAの服に土や泥が付いていることや今もガクガクと震えている足を見てこの子はきちんとやって来たのだと嘘をついているのでは無いかと思った自分を恥じた
「見事!だが、今日はもう遅いし夜は鬼が出る!ここで終いにしよう!体力を回復させまた明日やるぞ!」
そう告げた俺にAは元気にはい!と返事をしてくれた
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作者名:イカ星人 | 作成日時:2020年1月3日 20時