検索窓
今日:7 hit、昨日:29 hit、合計:453,981 hit

ページ8

「___ますっ!!」

この声は炭治郎ね。ってことはまだ実弥は来ていないわね。

『賑やかね。あまり騒ぐのは良くないわ。』

私が言うと、今いる柱は1列に並んで跪き、炭治郎は私と柱たちの対応に二重で驚いている。

「お久しぶりでございます。また無事にお会いできた事嬉しく思うと共に、騒がしくしてしまったことにお詫び致します。」

しのぶが仰々しく言う。そんな固くならなくていいのだけれど。

『私も会えて嬉しいわ。前から言っているけど、私はみんなと同じ柱なのだからこんなにしなくていいのよ。それと一応注意はしたけれどそこまで謝らないで。』

「A様は我々の統率者です。皆貴女を尊敬しているのです。」

せめて様呼びはやめて欲しかったのだけど、無理そうね。そろそろ炭治郎に話題を振らないと可愛そうかしら。

『炭治郎ね。怪我は大丈夫かしら?随分痛そうだけれど。』

炭治郎の事だから私の事を覚えているはずよね。どう来るかしら。

「だ、大丈夫…です。あの時の人…です……よね?」

てっきり名前を呼ばれるかと思っていたのだけれど。流石にしないかしらね。ここで否定をしても肯定をしても、後で不味い気がするわ。どうしようかしら。取り敢えず微笑んでおこう←

「A様?「鬼を連れた馬鹿隊員とはそいつかィ。一体絶対どういうつもりだィ。」」

「不死川様おやめ下さい!!」
「申し訳ありません、胡蝶様!!」

「不死川さん、勝手なことをしないで下さい。」

しのぶが怒っているわ。原作でも思ったけれど、やはり珍しいわね。あまり隠の方々を困らせるのも可哀想ね。禰豆子が刺されるのも嫌だわ。

『実弥、やめなさい。その箱をこちらへ渡して。』

「A様、コイツは鬼です。生かしておけないッ!!」

その瞬間実弥は箱を刺した。分かってたのに止められなかった。次は止めないと!!
炭治郎の頭突きが当たる前に間に入って実弥の腕掴み、炭治郎のおでこをおさえる。よかった。今度は止められたわ。

『2人ともそこまでです。これ以上は私が許しません。炭治郎、大切な妹様を傷つけてしまったこと深くお詫び申し上げます。』

深く頭を下げると柱たちから声が上がるが、気にしないわ。悪いことは謝らなければならないもの。

「あっ、いや、別に貴女は何もしていないので、気にしないで下さい。と言うか、頭を上げてください!!」

とても優しいわね。
『寛大な心感謝致します。』

「「お館様の御成です。」」

伍→←参



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (151 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
486人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 転生 , 救済
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

むいむい - ラインのプロフィールのところに長女ちゃんの絵を使っても良いでしょうか (7月2日 13時) (レス) id: 0d0f0690eb (このIDを非表示/違反報告)
メア様推しの人 - どうしたらそんなに絵が上手くなるんですか? (6月4日 23時) (レス) @page16 id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
れーー - 絵うますぎ (2020年10月28日 22時) (レス) id: 69c853c22b (このIDを非表示/違反報告)
- 16歳だったら、御館様と歳近すぎません?(( (2020年8月23日 18時) (レス) id: 0579cbeafd (このIDを非表示/違反報告)
くるみっこ - (あんぐり)えっ絵上手すぎ‥手の書き方神やん (2020年5月23日 6時) (レス) id: 65e7743a54 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桜簪 | 作成日時:2019年11月27日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。