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その晩、私は夢を見て酷くうなされた
手を伸ばせば届くのに伸ばそうとしない自分
背を向けるロー
そして悲しい目をするロー
なんでそんな目をするの？
そして背後から忍び寄る大きな大きな黒い影
「よくやったA」
そして私は目を覚ました
乱れた呼吸と額から落ちる汗が先程見ていた夢を
物語っている
「嫌な夢を見たな、ほんと」
これはユメユメの実の能力の一つでもある
こうしてみた夢は実際に起こることを夢で
知らせるような物
たとえそれが悪夢だとしてもだ
はぁと長い溜息を吐いたAはベッドに横になり
天井を眺めて手を伸ばした
頭に思い浮かぶのはローの顔
「それにしてもあの声は誰だったんだろ」
その呟きは誰に聞こえるわけでもなく
自然と夜の静けさに掻き消された
そして誰も予想しなかっただろう
Aとロー達との別れが近いだなんて
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蜜柑 - はじめまして。小説面白いです。ﾛｰさんとﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞさんが大好きなので、これからも頑張って下さいp(^-^)q (2017年1月11日 18時) (携帯から) (
レス) id: 2f3a4ecfa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雷鋒 | 作成日時：2017年1月10日 3時
