2 ページ2
夜の美術館を照らすライト
テレビ局や沢山の野次馬
頭上を飛び回るヘリコプター
その原因は今夜9時、怪盗キッドが予告状で
ラメバスの首飾りを頂くとの事
そして野次馬の中にはAもまた興味本位でいた
A「警備は厳重、各出入り口に多数の警官か
まぁ、数が多けりゃいいって問題じゃないけどな」
そう呟きながら頭上を見上げた
予告時間の30分前で緊張が高まる中
Aは野次馬の中を抜け美術館の隣のビルの屋上
に向かった
A「ありゃこんなに手薄とは毎回キッドに
逃げられる訳か」
呆れ気味につぶやいたAは次の瞬間には
裏の顔、つまり泥棒その物だった
黒に身を包み、マスクをつければAの美しい
長い髪の毛がさらりと揺れ、まさしく猫
A「さぁ、いっちょやりますか」ニヤ
月明かりに照らされたAの顔は美しかった
60人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛美 - 楽しみぃ!! (2017年5月17日 1時) (レス) id: 7a5a46f3e3 (このIDを非表示/違反報告)
Sen(プロフ) - 面白いです!!更新楽しみにしています♪ (2017年1月8日 13時) (レス) id: b14af5c39c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雷鋒 | 作成日時:2016年12月23日 3時