関西弁 ページ15
【二宮side】
今日は翔くんが仕事で櫻井家にいない。
主人が留守の間に家に上がり込むのはさすがに無神経なので、チビ嵐を誘拐することにした。
っていうのは嘘で、きちんとマンションの敷地内にある公園に連れて行くねってAちゃんに伝えてから連れ出しましたよ。
”ニノと公園行くひと〜？”って聞くと、大喜びで俺に抱き着いて来た。
まだ二人っきりで外に出たことがなかったから
もしかしたら嫌がるかなって、少し心配をしていたが、そんな心配する必要なかったね。
俺に抱っこされて上機嫌なチビ嵐。
二宮「公園好き？」
嵐「あーい♪ぶやんこ♪」
ふーん。ブランコが好きなのね。
じゃー、ブランコ以外で遊ぼうっと。
どーしてかな〜。ちょっとでも意地悪してやろうって思うんだよな〜。
嵐「いのー！こえは〜？」
公園に着くと、真っ先にチビ嵐が興味を持ったのは、ブランコじゃなくて鉄棒だった。
あなたにはまだ早いよ。出来っこないんだから。
出来るか出来ないか、そんなことお構いなしにトコトコ〜って鉄棒まで走って行った。
鉄棒の高さは３種類。
一番低い鉄棒でも、俺の胸あたりの高さがあるんだから。
届くはずないのよ。
嵐「んー！んー！・・・」
だからそんなに頑張って背伸びしても届かないってば。
二宮「・・・がんばれっ！もう少し！」
全然もう少しじゃないけど、あまりにも頑張ってる後姿が可愛いので応援してみた。
嵐「んー！・・・ひゃっ！」
頑張りすぎて派手に尻餅をついてしまった。
嵐「う…ふぇ〜ん…。」
あ〜、泣くか？
俺の方を向き泣きそうな顔をして何かを訴えるように見てくる…。
…仕方ないなー、手を差し伸べてあげましょうかね。
二宮「ほらぁ、おいで？」
俺が両手を出すと、スクッと立ち上がり喜んで飛びついて来た。
嘘泣きか・・・騙された。
俺もまだまだだな・・・。
嵐「いの〜。へへ♪」
まあ、騙されてもいっか。 この笑顔見せてくれるんなら。
仕方ないから、抱っこしたまま鉄棒を握らせてあげた。
嵐「わぁ〜い♪」
ぶら下がるのがとても気に入ったみたいで楽しそうにしている。
あなたの全体重を支えてるこっちは重いわ！
？「二宮くーん！」
ん？俺を呼ぶ声・・・？
前を向くと、両手をぶんぶん振ってる奴がいた。
二宮「おー！にしき！」
錦戸「そんなとこで何してんの？ にしきって久々に聞いた気ぃするわ。」
二宮「見てわかんない？鉄棒の特訓。」
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のあのあ(プロフ) - バツイチ最初からここまで引き込まれて一気に読んでしまいました…続き読みたいけど、いい加減寝ます(笑) (2014年8月24日 3時) (
レス) id: 396d53c0c3 (このIDを非表示/違反報告)
エイミ(プロフ) - 芹愛さん» コメありがとうございます♪面白いっていってもらえてうれしいです♪ (2014年5月17日 14時) (レス) id: 7a7f498f12 (このIDを非表示/違反報告)
芹愛(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！ (2014年5月17日 11時) (レス) id: 370496bef6 (このIDを非表示/違反報告)
エイミ(プロフ) - みさきさん» コメありがとうございます♪楽しんで貰えてうれしいな♪がんばりまーす☆ (2014年5月16日 20時) (レス) id: 7a7f498f12 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - 更新頑張ってください！楽しーです★ (2014年5月15日 23時) (レス) id: 8a885b7f3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エイミ
| 作成日時：2014年4月24日 16時
