281→学校の提案と小麦の収穫 ページ49
『勉強、か…未来ちゃんは本来12歳だもんね…あ、誕生日来てるから13か…子供たちに読み書きと基本的な計算は教えたいよね…』
「そうだね。基礎知識としてはこれから生きていく中で必要になってくるものがあると良いと思うけれど…」
未来ちゃんがきっかけでこの提案に至るとは思わなかったけど、司がいて、ほむらや氷月がいて、色んな状況が原作と違うから、出来る事は出来る時に始めたいよね。
「A様、司様、でしたらこの先、冬の間に学校の変わりの場所を作り、そこで皆様へお教えするのはいかがでしょうか？」
『…フランソワって未来見えてるの？確かに…春までの長い冬の間に紙を使って基本的な読み書きを教える学校みたいなものは物語中にも出てきたし、提案するつもりだったけど…』
「なるほど…それは良いね。学びたい人は子供に限らず村の若者達も受け入れられる様にすれば…」
『あと、石油の為にドラゴを稼がなきゃいけないから、受講者側に受講料を安めに設定してあげれば一石二鳥だよね』
「良い案だと思います。村に帰ったら早速皆様へご提案致しましょう」
『そうだね、まずは石油を探さなきゃ、だけど…』
「うん。だけどそこは全く心配していないよ…千空と羽京達なら見つけるだろう、必ず冬になる前にね」
『ふふ、それじゃあ収穫しよっか』
こうして休憩を挟みながら小麦を大量に収穫して、私も手伝いながらゲンに言われた事を思い出してなるべく皆に声を掛けて回った。
「あ！Aさん！お疲れ様っす！」
『お疲れ様、どう？農作業は順調？』
「はい！司さんや氷月さんもいるし、大樹達見てたら俺らも頑張ろうって思って。それに、Aさん達のパンもあるし！」
『そっか。それなら私達も頑張って美味しいパン作りしなきゃね！適度に休憩は挟むんだよ、また来るからさ』
「楽しみにしてますっ」
収穫が終わった後、第1弾を車に積み込むと私はフランソワと一緒に集まってくれた司達へ向こうでの事を報告した。
アースにも出てきて貰って、皆アースが元気な事にも安心してくれていたから嬉しくなった…もう皆にとってもアースやマーキュリーは、大切な仲間なんだよね。
「スイカ様、例の件ですが…」
「もちろん、スイカでお役に立つなら喜んで行くんだよ」
「大切なお役目やね、私はこっちで杠さんの手伝い頑張るな」
「また、すぐに会いに来るんだよ！」
『皆、また来るね。パンのお届け便と一緒に』
「楽しみにしているよ…無理はしないで」
『うん、ありがと』
7に続きます(6の後書き)→←280→小麦を収穫する前にまずは休憩！
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美玖(プロフ) - ベルさん» ベル様、コメントありがとうございます！一気読み！？凄いですね！嬉しいです♪これからもマイペースに更新させて頂きますので読んで頂けたら嬉しいです！コメントありがとうございました！ (1月14日 23時) (
レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 面白すぎて一気読みさせていただきました！マイペースで更新頑張ってください！！応援してますｯ！！！ (1月14日 22時) (レス) @page31 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
美玖(プロフ) - にぃさん» にぃ様、コメントありがとうございます！最高だなんて、嬉しいお言葉まで頂けて幸せです。これからもマイペースに更新しますので宜しければ続けて読んで頂けると喜びます！ (12月13日 22時) (レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - ああ、もういつ見ても最高過ぎます！ (12月12日 17時) (レス) id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年12月10日 1時
