278→(番外編)雪弥と私の誕生日のお話 ページ46
初めての写真を撮ってから数日、千空と私達の油田探しの果てしない旅路が始まる…訳なんだけど。
原作だと数ページだけど実際季節跨いでたもんな…数ヶ月はかかるよな…待ってまた歳が上がってしまう地味に辛いんでは…？
そういえば雪弥って今何歳なんだろう…出会った時が確か13歳で…前世だと15歳までしか生きられてない、って言ってたから、16歳になったらお祝い必須だよね…この世界では元気に成長して欲しい…って母親の様な心境になってしまう
って事で、皆で写真を見て油田を探しながらふと疑問に思った事を聞いてみる事にした。
『ねぇ雪弥、誕生日っていつ？』
「…おれの誕生日、ですか？」
「何でまた急に雪弥ちゃんの誕生日？」
『えーとね、前世では15歳で亡くなってしまったって聞いてたから、だったら、16歳になったらお祝いだよね、って思ったんだよ』
「あぁなるほどね〜…Aちゃんらしいねぇ」
「おれは、10月4日ですよ。そういうAさんは？」
『そうなの？！私はね…内緒〜』
「…へぇ。なら、俺が当てようかなぁ…ほら俺そういうの得意よ？」
あ…これ当てられるやつだ…
メンタリストとしての何かが疼いたらしくニヤリと楽しげに呟くゲン…雪弥はキラキラしてるし…
「…テメーら手動かせよ…時間ねぇって言ってんだろうが」
「はっはー！良いじゃないか、手を動かし探しながら俺もゲンがAの誕生日を当てるのを聞いていよう。つまりいつ祝えば良いのかも分かるしな！」
「器用だなテメーは…ま、作業すんなら構わねぇよ」
呆れ顔でもしっかり手を動かす千空は視線を写真から離さないまま許可を出す
「それじゃ、当てちゃうよ〜…まず、さっきの発言。雪弥ちゃんの誕生日を聞いて出てきた言葉がそうなの？！って驚きの声、こっから予測出来るのは2つ、誕生日が前後でかなり近いか同日、あるいは親近者や友人と同じ驚きね。ただ今回は多分前者、つまり雪弥ちゃんの誕生日の前後どちらかか全く同じ…俺が今まで見てきたAちゃんの性格や言動から、天秤座なのは間違いないとして、日付が雪弥ちゃんと近いなら10月の3日か5日、かなぁって思うんだけど…ど？当たったかな」
「ほぅ…一言から良くここまで予測出来るな、流石と言ったところか」
「ゲンさん凄い…」
『もう恐いんだけど、本当に全部見透かされるよゲンには…正解だよ、私の誕生日は10月3日！雪弥の1日前ね』
「それなら、一緒にお祝い…出来ますね」
こうして私の誕生日はバレたのでした…
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美玖(プロフ) - ベルさん» ベル様、コメントありがとうございます！一気読み！？凄いですね！嬉しいです♪これからもマイペースに更新させて頂きますので読んで頂けたら嬉しいです！コメントありがとうございました！ (1月14日 23時) (
レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 面白すぎて一気読みさせていただきました！マイペースで更新頑張ってください！！応援してますｯ！！！ (1月14日 22時) (レス) @page31 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
美玖(プロフ) - にぃさん» にぃ様、コメントありがとうございます！最高だなんて、嬉しいお言葉まで頂けて幸せです。これからもマイペースに更新しますので宜しければ続けて読んで頂けると喜びます！ (12月13日 22時) (レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - ああ、もういつ見ても最高過ぎます！ (12月12日 17時) (レス) id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年12月10日 1時
