265→復活液の行方 ページ33
『村の人達にも渡せて良かった。向こうにいる皆にも届けたいね』
「そうですね…皆さんが喜んでくれて良かったです。パン作るのは数回目でしたけど…形になってほっとしました」
皆が美味しいと食べてくれたからあっという間に焼いたパンはなくなってしまったんだけど…小麦はたくさんあるし、また作って持っていってあげよう。
「貴様ら、本当に初心者か？保存用では無いが、店に並べても遜色ない出来だ」
「うん、バターが塩パンの真ん中にちょうど良く入ってるし、食べやすいよね」
「ククク、これなら上手く行きゃ船の保存食もいけそうだがな…」
「いや、それでは2人の負担が多すぎるだろう。何でもそつなくこなせる2人だが、この先海に出て長旅をするのに、2人には他に大事な役割がある、違うか？」
「……あ"ぁ、違わねぇな。何せ先を知ってんのは2人しかいねぇんだからな。食事は料理人起こしゃ良いが、俺らの進む道の先を知る2人は代わりがいねぇからな」
「そうだね……あまり2人にばかり負担をかけたくないな、僕も」
「だから、今すぐプロのシェフがいる！」
「っつっても石化復活液の在庫が０だ。ウンコからも作れんだがちーと時間かかんぞ何ヶ月か…」
「いや今すぐに欲しい！！！」
「聞けよ人の話…」
「はっはー！心配するな、復活液の1人前やそこらこの俺が見つけ出してやる！」
「どうやってだバカ、硝酸ねぇんだぞ原料の」
「フゥンそれだがな、隠し持ってるワルイ奴の心当たりがなくもない……！！」
「顔！ワルイ奴はテメーだろどう見てもよ！？」
この龍水の悪い顔なー…私と雪弥は2人とも千空やクロム達の手伝い、雪弥はコハク達も手伝いながら過ごしてたんだけど…2人で思わず苦笑しちゃったよ…
「持ってますかね…南さん」
『どうかな…でも司とやってた仕事は変わらないから1人分なら持ってそうだよね…』
「復活液？私が持ってるわけないじゃない」
「はっはー！とぼけるなよ南、貴様は司と共に石化復活者の選定役だったのだろう？1人分くらいガメる機会はいくらでもあったはずだ。欲しい！その情熱に人は抗えない！世界一欲しがりの俺にだけはわかる、貴様は必ず隠している…！」
「えぇええ〜ジーマーで？！そんなモノまで作れちゃうの千空ちゃん？！」
「何も言ってねぇぞ千空はー」
「…寝技はゲンに任しとけ」
「南ちゃんにゴイスーなプレゼントがあるってさ♪」
「…それ、は…欲しい！けど…本当に…そうね、Aと千空を信じるわ。…但し1人分だけよ？」
266→必要な人→←264→パンを作ろう！�А曽�麦から作るパン、完成！
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美玖(プロフ) - ベルさん» ベル様、コメントありがとうございます！一気読み！？凄いですね！嬉しいです♪これからもマイペースに更新させて頂きますので読んで頂けたら嬉しいです！コメントありがとうございました！ (1月14日 23時) (
レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 面白すぎて一気読みさせていただきました！マイペースで更新頑張ってください！！応援してますｯ！！！ (1月14日 22時) (レス) @page31 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
美玖(プロフ) - にぃさん» にぃ様、コメントありがとうございます！最高だなんて、嬉しいお言葉まで頂けて幸せです。これからもマイペースに更新しますので宜しければ続けて読んで頂けると喜びます！ (12月13日 22時) (レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - ああ、もういつ見ても最高過ぎます！ (12月12日 17時) (レス) id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年12月10日 1時
