244→雪弥の事、私の事、今までの事をおさらいしてみよう�� ページ13
「フゥン…ならば、俺は直接聞いた貴重な2人目の男だな！1人目じゃないのが癪だが過去は戻らん、後悔するなら前に進むのみだ。コレからAの1人目となっていけば良いのだからな！」
『何か論点ズレてない？まぁ良いか…龍水だし…アースは大切な家族だっていう話だよ、それから…物語の強制力が働くと、アースやマーキュリーの力が奪われるみたい』
「千空から聞いたつい最近の話がソレだな。まだまだ創造神とやらは謎が多いと聞いた」
『うん…私としてもアースが苦しむのは見たくないから謎は早く解きたいな…』
「そうだな、石化光線の謎と共に解いてやろう！心配するな！」
『龍水見てると元気になるなぁ…ありがと』
自信に満ちるその確信めいた発言に、この子はやっぱり凄い子だと改めて感じた私でした…
「えと、次はおれですね…おれは、産まれた時から前世の記憶があります。Aさんと同じ世界で、前世は生きてました…物心ついた時からずっと病室にいて、おれは両親じゃなく祖父母の顔しか知らなかった…ある時、祖母が買ってきてくれた…龍水さんや千空さん、司さんが登場人物として出てくる物語に出会ったんです。読み書きは祖母から教わりました。それから、司さんや氷月さんに憧れて…もしおれが元気な身体で同じ世界にいたら、助けになりたいと思いました。…もう長くは生きれない事が分かっていたから、起きる事が日に少なくなって来た頃、祖母から指輪を貰いました…その指輪の付喪神が、マーキュリーだったんです」
おじいちゃんにお揃いで作って貰ったガラスの容器に入るマーキュリーを大切そうに撫でながら、雪弥は自分の事を話していく…
「…なるほどな、雪弥は前世でマーキュリーと出逢い、そして死んだ後に導かれ転生した…という訳か。昨日聞いた話と確かに違わないな。しかし…やはりマーキュリーとアース、2人は殆ど人と変わらんな…不思議な存在だ」
「そう、ですね…おれも、思います…マーキュリーがいなかったら、今のおれはいませんから…」
『この世界では雪弥は有名人なんでしょ？それに…司も氷月も、いつも雪弥の事たくさん褒めてるよ。マーキュリーがいて、出会えて良かったね』
「はい…本当に、幸せです」
「聞かせてくれて感謝するぜ。雪弥、A。貴様らはこの先起きる事も分かるんだったな？」
『完結の内容までなら、だけどね』
「おれもそこまでなら…」
「ならば、導き手として俺の助けにもなってくれるか？」
『もちろんだよ』
「はい！」
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美玖(プロフ) - ベルさん» ベル様、コメントありがとうございます！一気読み！？凄いですね！嬉しいです♪これからもマイペースに更新させて頂きますので読んで頂けたら嬉しいです！コメントありがとうございました！ (1月14日 23時) (
レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 面白すぎて一気読みさせていただきました！マイペースで更新頑張ってください！！応援してますｯ！！！ (1月14日 22時) (レス) @page31 id: d6d89fc12c (このIDを非表示/違反報告)
美玖(プロフ) - にぃさん» にぃ様、コメントありがとうございます！最高だなんて、嬉しいお言葉まで頂けて幸せです。これからもマイペースに更新しますので宜しければ続けて読んで頂けると喜びます！ (12月13日 22時) (レス) id: ddcbc460f7 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - ああ、もういつ見ても最高過ぎます！ (12月12日 17時) (レス) id: 9cceebbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年12月10日 1時
