149→石神村総出で働こう！ ページ8
「さぁて、全員集まったな？」
「あぁ、村人全員集まったぞ！」
「んじゃ、コレから俺らが作るもんの説明は分かんねぇだ ろうから省くが、科学の武器と実用品、それから生活必需品だ」
「まずは……刀だ！」
「かたな？」
「あぁ、鉄から作る科学の武器だ」
「武器は槍ではダメなのか？」
「あ"ーま、今までみたいな動物相手ならまだ槍でも行けるがな、もし本格的に外から�狄有瓩�攻撃された時、槍じゃちーと心もとねぇ。村を守るならあるに越したことはねぇからな。丁度よく武術の使い手もいるしな」
「それは司クンと私の事を言っているんですか？」
「ククク、他に誰がいんだよ古武術使いと霊長類最強の男だぞ」
「うん、刀の扱いには慣れていないから氷月の方が指南役は適任かもしれないね」
「私もそこまで詳しい訳ではありませんが…まぁ良いでしょう」
「鉄か！人手が増えたからより早く出来上がるな！」
千空からアバウトな説明を受けた村の皆は早速指示の元製鉄作業を行う
ちゃんとご飯にラーメンを用意してあげたりして、村人の皆も頑張って働いてくれた
そして間に金狼のメガネも作成！
「これがめがね…科学の目か…視界がはっきりとして闘いやすい」
「金狼、似合うんだよ！」
「カッコイイな！」
メガネ金狼、大人気です
うん、だよね…私も好きだもん、メガネ金狼
『金狼、カッコイイよね〜…元からイケメンって何してもイケメンだよ』
「！？」
「A、軽率な発言はダメよ」
『え。何で？！』
「あんまり言うと拗ねる子達がいるからよ」
『……拗ねなくても皆それぞれカッコイイのになぁ…』
理不尽だ……カッコイイはカッコイイのに…なぜ！
「……」「…」「……」
「はいはい、も〜明らかに不機嫌にならないの、分かりやすいねぇ皆して」
「別に不機嫌とかじゃねぇ」
「分かったから、ほらカセキちゃんに刀の作り方教えてあげるんでしょ？」
「あぁ。日本刀って言ってな…」
「オホー！！何それカッコイイじゃないの！」
「ヤベー！凄すぎだろ！」
「まずは松の炭で1200度まで上げる。火が紫になったら頃合いだ」
「んじゃあ科学の刃、日本刀を造るぞ。鉄の折り返し鍛錬っつってな、金属ん中のゴミをぶち飛ばしてパワーアップさせんだ！このクッソ地道でキチー作業を10回以上繰り返す……っつぅのが本格的な日本刀作りの手順だが、2回でいい」
「いいのかよ！」
「ククク、そこはおありがてぇ現代科学様だ、金属の結晶構造見たら2回でほぼ仕上がってんのが分かった」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
