147→そうと決まればやる事は1つ！ ページ6
「コレ、耳が痛くなるからやめて欲しいけど…多分これからもあるよね…」
「見事にAちゃんの声に乗ってたし、読心術も読めないようになってるね。流石だよ…」
「アース、お願いの事だけれど……俺達はこれからも前に進んでいくつもりだよ。その過程でアースの本体も見つけて返す、うん。それで良いかな」
【もちろんだよ司！ありがとう！片方が取り戻せたらノイズは多分制限なくなるんじゃないかな…大きなネタバレ以外は…】
「あ"ーそりゃ、おありがてぇ限りだ。だが、先の話を真冬になる前にAから聞く分には大丈夫なのか？」
【そこはちょっと複雑みたいでさ…今はノイズが乗って聞こえないでしょ？多分、取り戻せたらAから聞く分には大丈夫になるんじゃないかな…ボクは言えないんだけど…】
「ククク、その情報だけで値千金だアース。テメーの本体見つけたタイミングで改めて教えて貰えりゃ早く先に進めんだからな」
『アースの本体が、あそこのあの人が持っているなら、傷付いてなくされる事は無いと思う』
「そっか、それなら良かったねぇ。つまりこのまま皆で先に進めば良いって事でしょ？」
「あ"ぁ"、そーゆー事だ。俺達のやる事は1つだ、石神村総動員で、真冬になる前に諸々作りあげんぞ。原作様に追いついてやろうじゃねぇか……唆るぜこれは！」
「うぉーー！千空がやる気満々だな！俺も全力で働くぞ！」
「当たり前だ雑頭。こき使ってやるから楽しみしとけ」
「体力を使う事なら任せろ！！」
「大樹だけじゃないよ、アタシも力なら役に立てるからね」
「コミックよりもたくさんの仲間がいるんだもん、すぐ追いつけるよね！」
「……頑張る。」
【千空、ボクの事もう1つ、今本体がここにあるから、認知されてる皆の前ならいつでも出てこられるし話せるよ。Aの傍にいるから、今までの半年縛りもないし、力を改めて渡す必要も無いから、Aが意識を無くす事もない、だから安心してね！】
「なるほどな、便利じゃねぇか。分かんねぇ事が出てきたら呼び出してやるよ」
『そっか、良かった。皆に迷惑かけずにすむね』
「迷惑じゃねぇって何度言えばわかるんだよテメーは」
「まぁ、Aちゃんだからねぇ」
「では千空さん、皆を集めましょう…これからやる事の指示をお願いします」
「あ"ーそうだな、頼む。んで…アースはAが身に付けとけ」
『うん、ありがとう千空』
こうして私達は村の皆を集めてコレからのことを説明する事になりました！
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
