181→レコードと奇跡の歌声、そしてアースからの突然の呼び出し ページ41
「物語が何の知識継承にもなってねぇ。存在意義が意味不明だ」
「怪しいね〜ジーマーで。スピーカーなんて単語使って現代人にだけ何か伝えようとしてる。しかも物語其之14、だってさ」
『いし、だね。千空の誕生日だよね』
分かってて答えを促す。ゲンのセリフ取っちゃったけど…まぁ許して。
「…………あの親父の墓標、墓地だ…！」
急いで皆で村の墓標に向かうと千空は墓石を掴む…
「何してんのよ千空あんたバチ当たりな…！」
「なんだよ、なんかあんのかその墓石が？！」
「ククク、ソッコーで気付くべきだったぜ、小賢しいんだよあの親父は。創始者の墓石だけ運んだ？よくよく考えりゃ意味不明度100億%じゃねぇか！これは墓石なんかじゃねぇ、コンクリでガチガチに固めまくったタイムカプセルだ！！ぶち割ゃ中に…」
「ブチ割るんだな？」
「待て脳筋俺の読みだとー中にはガラスが入ってる。パワーとスピード両取りの奴が強く素早く割らねぇとダメだ」
『コハクだね！お願い出来る？』
「もちろんだ！任せて貰おう！」
はっっや！！手元見えない〜コハクスゴすぎる。
「なんか出てきたんだよ？！銀色の塊が…！」
「銀色なのはアルミでガードされてんだ、塩酸で洗えばーー」
「おぅマジでガラスだ！！」
「瓶の底か何かを切り取った感じだね〜〜」
「円盤……？」
「円盤、スピーカー、針でおしゃべり。ククク、なんか思い出すもんねぇか」
「レコード！？」
「レコード…聞いた事あるけど見るのは初めてやわ…」
「その円盤に俺の親父たちの声が入ってる。わざわざ音にまでして何残したのか…唆らねぇもんだたったらブチ殺すぞあの親父！とっくに死んでるけどな！」
「……本当に、科学は素敵です」
『そうだね、私もそう思うよルリちゃん』
こうしてレコードの再生機を作ってお披露目された、百夜さんの声とリリアンの歌。
感動して皆泣いていた……凄いな…早くコレをニッキーに聴かせたいよ…
「綺麗な歌声……」
そしてその日の夜、私たちは久しぶりにアースから話しかけられて人形を持つ皆がルリちゃんの部屋に集合した
『アース、どうしたの？久しぶりだよね、アースから話しかけてくるの』
【うん…急にゴメンね皆……】
「構わねぇよ、俺らが携帯作ってる間に司達に何かあったか？」
【そうなんだ、千空、A……それに皆、聞いて…イレギュラーな�狢減澂瓩�現れたんだ】
『え？どういう、事？』
「イレギュラーな存在？ソレってどういう…」
182→�爛ぅ譽�ュラー�瓩鉢犹佶絖�(修正済)→←180→真空管と携帯までの道�А礎範Г肇泪鵐�ン電池の苦労を超えて完成！
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
