180→真空管と携帯までの道�А礎範Г肇泪鵐�ン電池の苦労を超えて完成！ ページ40
プラスチック作りの最中、寒さに震える電線組、おじいちゃんやおばあちゃん達と子供達のため、千空はクロムやマグマ君達と暖炉を作って各家の中に運び入れた
いや暖かい！！本当に暖かい！コレは快適だし暖かいスープがずっと暖かいし最高だよ…
『千空、クロム、皆ありがとうね』
「あ"ー俺らはただ石炭の燃えカスが欲しいだけだ、火に当たりたきゃ勝手にあたれ」
「すさまじいな。作っているのは全く別の無関係のものなのに、こうしてどんどん村が豊かになっていくのだなーーー」
「ああ、そういうもんだ、科学っつうのは」
「千空、お前に長の座を託した判断は間違ってはいなかった……！」
コクヨウさんと千空が外で話してるな〜…私は中でスイカたちの最後の手伝いと、終わったらゲンとおじいちゃんの方へ向かう
『マンガン乾電池作成手伝うよ、ゲン！』
「Aちゃん、ありがとうね〜んじゃルリちゃんと頑張っちゃおう！」
「はい！頑張りましょう！800個！」
『鬼の所業……』
こうして村人全員で協力して、最終的なものが揃った！
「真空管クリアじゃーい！」
「プラスチッククリアだぜ！！」
「電線クリアだよー！」
「携帯電話、本体の完成だ！ついに現代科学の根幹、電波をゲットしたぞ……！」
「マイクってこんな感じなの？！え？！」
『いや実際見ると私もびっくりだよ…でもこれで…』
「あ"ぁ、無限の彼方に声を届ける現代戦最強武器の爆誕だ！まぁ俺らは戦う為じゃねぇがな。情報のやり取りする為だ。」
「この声が大空を舞い遥か彼方へと届くのですね……！」
「不思議なんだよ……」
「これで遠くにいる兄さん達といつでも話せるようになるんやね！」
「うむ、ところで声が大空を舞うのは良いが、それをキャッチして聞くのは誰なのだ？」
「……いっけね☆もう1台必要だったわ」
『ワザとだね〜…？！頑張るけども』
って事で作る前に実験！最中に発せられたルリちゃんの何気ない一言に千空とゲンはあれ？ってなる訳で。
「ルリテメー今なんつった？まるでスピーカー？」
「えー、じゃあこれって蜂なの？」
「蜂なんだって！蜂なんだって！」
「蜂？？」
「いえ、あのスピーカーって蜂の種類の名前では？？」
「どうしてそうなった？！」
「石神村に伝わる百物語、その十四…スピーカーというおしゃべりが大好きな蜂がいました。スピーカーは墓石に針を刺すと死者の声をしゃべることができたのです」
あーレコードの話だ……百夜さんの声が聴けるんだ…
181→レコードと奇跡の歌声、そしてアースからの突然の呼び出し→←179→真空管と携帯までの道�Α塑猯舛和靴辰燭諭�
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
