178→真空管と携帯までの道�ァ措衒�け作業 ページ38
百夜さんから小さい頃に貰った望遠鏡とか、部屋とか、思い出してるのかな…なんて。
「いやまぁね〜俺とAちゃんのうろ覚えで、筒にレンズ2枚入れてみたって言うテキトーすぎるアレだけども、村の皆総出で頑張ってくれちゃったから、あとはホラ、千空ちゃんが自力で調整してよ♫」
「…ククク、男が自分の誕生日なんつうもんいちいち話す訳もねぇ、何で今日って分かった？まぁ大方テメーだろうがな、A」
『あはは、もちろん私もだけどさ…千空、刻んでたでしょ？石化解けた日付をさ』
「そ、アレ何気に驚いたのよ？俺起こされてすぐ位に発見したんだけどさ〜…思えば俺は最初から、わりと好きだったのよ千空ちゃんが。損得は置いといてさ、そういう事でしょ村の皆も。まぁ…千空ちゃんは気持ち悪いとか言うだろうけどね〜」
「…あ"ぁ"、気持ち悪ぃ」
「でっしょ〜？」
やり取りが尊いとかもう本当にオタク全開でごめんよ2人とも…
さて、17歳か…もう2年近く一緒にいるんだなぁ…長いようであっという間。
私は千空が宇宙に行くその時も千空の傍にいられるのかな…とか定期的に思うけど、今はとにかくまっすぐ進む千空達の助けになるって決めたから、頑張ろう！
この後は、千空達が取ってきた石たちが本物と日の出と共に皆で確かめて、本格的な携帯の心臓部作りに入っていく。
マグマ君が先走って石を粉々にして皆で焦ったけど結果それが正解なのでまぁこれまた皆でホッとした訳で。
「ガラスん中のタングステン歯磨き粉だけを超絶あっためなきゃなんねぇ」
「なんちゅうピンポイント加熱装置…どうやんの？」
「時間ねぇんだ手分けすんぞ。なんやかんやの歯磨き粉作りの方は俺がやる」
「じゃあ、そのピンポイント加熱装置は誰が創るんだよ？…科学使いが他にーーーー」
「クロム、テメーならもう０から創れんだろ。覚えた科学技全部ブチ込め。ククク…それとも千空先生の助けがいるか？」
「おぅ笑わせんじゃねー！そっちこそラボで助けてーって泣きつくんじゃねーぞ！」
「あ"ぁラボは任せろ、加熱チームはテメーに任せる！」
大好きですこの場面ありがとう…先日からオタク万歳名場面だらけなんだけどこの先私の心臓は持つのか…
「羨ましくなっちゃうの。ワシはホラ、昔から一人でずーっとモノ作り大好きっ子での〜皆から白い目で見られんように橋作ったり盾作ったり。オホホ、正直ちょっち思っちゃうわけ。ワシにもモノ作り仲間の友達がおったらな〜〜なんて」
179→真空管と携帯までの道�Α塑猯舛和靴辰燭諭�→←178→真空管と携帯までの道�ぁ狙藏�の誕生日をお祝いしよう！
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
