177→真空管と携帯までの道�� ページ36
「新年か〜…あ、あけましておめでとうございます、だね？」
『そうだね！おめでとうございます！今年もよろしくお願いします、だね〜』
「いちいち挨拶とか気にしてられねぇだろ、まぁ…今年も宜しく、な」
「千空ちゃんがデレた！！Aちゃん、新年早々良い事じゃない！？」
『そうだね！ゲン！！ふふ、今年も宜しく千空！』
「なぜ、あけましておめでとう、なのだ？めでたいのか？」
「あぁ。俺らの旧世界ではね、新年になったら新たな一年も宜しくね〜って家族や恋人、友達とあいさつをしてたのよ、新年おめでとう、ってさ」
「そうなのか！ならば私達もみな、あけましておめでとう、なのだな！」
「そうね、今年もみんなに宜しくね〜！」
『それにしても、自分の年ももうわからないんじゃない？』
「生きてた日数で考えろ〜」
「そんなもの、覚えているわけなかろう…」
「ちなみに千空ちゃんは？」
「6268日」
「ヒ〜」
「覚えてるのかよ！？やべーな…」
「朝陽が昇るぞ！！」
朝陽の新年の光とともに、スイカの手元にある石が蒼く光る、眩いほどに、まるで…青い宝石のように
全員が朝陽とともに、スイカの持つその石に釘付けになっていた、もちろん、私もその一人…こんな綺麗な青い宝石、初めてみたよ…綺麗な石…
「綺麗……」
「初めて見たぜこんなもん…！」
「あ"ー…俺もだ！ウルトラレア鉱石だな。クロム＆スイカ＆Aの超絶グッジョブじゃねぇか！こいつは現代のフィラメントにも使われるーーー原子番号74、タングステン。熱に負けねぇ、全宇宙最強の金属だ…！！」
『千空、言ったでしょ？出来るよ、って』
「あ"ぁ、さすがA先生だ、コレで道が繋がったぜ」
『スイカ風に言えば、お役に立てて何より、だよ！』
それから、千空はクロムとマグマ君と、洞窟に必要な鉱石を探しに行くことになって、
マグマ君には行く前にゲンがこれまた原作通りにひそひそ話…千空の誕生日、1月4日までに戻ってね、ってことだよね
『3人とも、気を付けてね！いってらっしゃい！』
「おう！お宝ザクザク持ち帰ってくるぜ！」
「あ"ぁ、行ってくる」
「……おう」
ってことで…3人が見えなくなったところで、ゲンが村の皆を呼び止める
「やーっといなくなってくれたね〜石神村から千空ちゃんがさ。ってことで、みんな〜ちょーっといいかな？」
「何なのだ？どうかしたのか？ゲン」
「実は千空ちゃんの誕生日がちょうど3日後なのよ、皆でプレゼント…贈り物、しない？」
178→真空管と携帯までの道�ぁ狙藏�の誕生日をお祝いしよう！→←176→真空管と携帯までの道��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
