167→(番外編)入学式をやろう！�� ページ27
「卵、料理？卵をたべるのか？」
「あ"ぁ、鳥の卵をおありがたく頂くんだよ。んで、ソーセージと一緒に焼けば皆大好き目玉焼きだ」
『それっぽい料理器具があれば、卵焼きも出来そうだね、塩はこの前のがあるし、醤油はお好みで…この前の件で礁さんやガンエン君達が協力してくれるし…あ、砂糖の代わりに糖の塊的なのがあれば、甘くもできるかな…』
「そうだな、今後何かに使えるかもしれねぇからな、卵焼きが出来るフライパン代わりのモンでも作るか、鉄とカセキ様の技術がありゃ、簡単だ」
「Aが何を言ってるのか良く分からないが、鳥の卵が必要なのだな！巣の目星を付けよう！」
「そうだね、なら俺はコハクとそちらに行くよ」
「あ"ー頼んだ、自然様の摂理に逆らわねぇくらいの量でなるべく大量にな、大きさはニワトリ位なら有難いがうずらの卵サイズでも良い」
「了解した」
『コハク、司、よろしくね！』
「任せてくれ！私と司で必ず確保してこよう！ついでに捕まればヤギもな」
「っし、なら俺らは何する？千空、コハク達が帰るまでに出来る事あんだろ？」
「そうだな、俺達は調理器具と、あとクロムはルリに歌を教えてやれ、一緒に歌うなら練習も必要だろーが」
「おぅ！そうだな、んじゃ、さっさとその調理器具とやら作っちまおうぜ！」
バンドはボーカルにルリちゃんを加えた形になるため、クロムが再度ギターで更にボーカルを兼任する事になるそう
前回私達は千空と一緒にプロデュース組だったし、今回も手料理でのプロデュースになりそうだ
おじいちゃんの協力でフライパン的な物が出来たので、卵料理のバリエーションを杠や南と考える
ほむらやニッキーは今回は楽しんで欲しい側なので未来ちゃんと村の子と一緒にいて貰った
「未来ちゃん、村の子供達と仲良くなれると良いですね」
『そうだね…スイカもいるし、きっかけがあれば話しやすいよね』
「入学式も、楽しめるように頑張りましょ？」
『そうだね、私達に出来るのはそのくらいだし！』
コハクと司が、鳥の卵を大量に持ち帰ってくれたので、
さっそく1つだけお試しに目玉焼きを作ってみた
『油がないから微妙だなぁ…でもソーセージのお肉の油で何とかなるか…この位かな？クロム、食べてみる？』
「おぅ！良いのか？んじゃ…っっっ何だコレヤベー！うめー！」
「私も頂こう…コレは！美味しいな！！鳥の卵とはこんなに美味かったのか…」
これなら村の皆も喜んでくれそうだね、うん。
卵焼きも試したら好評だった！
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
