162→改めて今までとこの後の事を確認してみよう ページ22
「んじゃ、改めて確認すんぞ」
改めての確認でこの場にいるのは千空、司、ゲン、私、
それから起こした組の羽京、ニッキー、ほむら、陽、氷月君に未来ちゃんの10人
「まずはこの先やる事だが、俺らはAの知る物語から現状かなり外れてる。仮定の話だが、それ自体は何ら問題ねぇ、違うか？アース」
【うん、大丈夫だよ〜！前に千空が予測で言ってた通り、ボクが影響出来るのは過程まで、だから大きな出来事が時期通り進むのはそのせいでもあるんだ。コハクの時はちょっと焦って無理やりやっちゃったけど…】
「あ"ーやっぱそういう事かよ。なら、更に早める必要あんな…今のペースじゃ春までに合計100人以上なんざ夢物語だ」
「ちょっと待ってよ、ちゃんと分かるように説明してくんなきゃ、アタシ達には分からないだろ」
「えぇとね、実は今までの出来事、例えばコハクちゃんとの出会いとか村に来るタイミングとか、過程は全く物語と違うのに、なぜかそこはピッタリ一致してたのよ」
「つまり、僕らが起こされる前の出来事も、過程は違うのにイベントは物語通りだった、って事かな」
「あ"ぁ、その通りだ」
「なるほどね、だからやたら時期を気にしてた、って訳かい」
「私たちが起こされたタイミングについては、あくまでその�牴當��瓩噺世Δ海箸任垢�」
「うん、そういう事なんだ。それで、本来なら、俺は千空との戦いに備えて復活液を利用しマンパワーになりうる若者を南に聞きながら起こして行って、順調に増やせていれば約100人…春の決戦までには起こしていくはずなんだ」
「んな人数起こしてくのかよ？！つか、司は実際は千空と戦う必要ねーじゃん、俺らといんだし」
「…だから、物語と違って起こす人数が足りてなくて困ってる？」
「恐らく、春までにあと100人弱起こすには携帯の作成も待っていられない位、なのかな？」
「そゆこと、羽京ちゃんさすがね」
「復活液に関しちゃ、俺らが村に来る前過ごしてた拠点に50以上は置いてきたはずだからな、ソイツを持って南と協力しながら科学王国のマンパワー要員と、必要な人材を増やしてってくれ」
「分かった。今やっている冬備えと電球が出来たタイミングで出発、かな」
「それで、未来だがな…」
「分かっとるよ、兄さんと一緒には行けないんやろ？」
「未来ちゃん…さすが司ちゃんの妹ね、今までの話から理解するなんて」
『未来ちゃんは、それでも良いの？』
本当は、せっかく会えたんだからずっと一緒にいさせてあげたいけど…
163→またさらりと凄い事言われた気がする…→←161→そういえば、この先の話、後から起こした皆にはしてないよね？と気付いた
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
