159→バッテリーの完成と遠方向け戦闘訓練 ページ19
「水力発電所！作っちゃったよ…ゴイスー過ぎでしょコレ千空ちゃん…」
「まさか本当に発電所を作るとは…凄いですね、カセキさんとクロムクンは」
「ククク、あ"ーそうだな、お褒めの言葉ならこのクッソゴツい水車作ったクロム＆カセキのジジイにくれてやれ。つっても完成じゃねぇぞ、まだ肝心の電気がダラダラ垂れ流しっぱじゃねぇか、電気を貯め込むハコを作るぞ」
「なるほど…バッテリーかな？」
「あ"ぁ、大正解100億点な、流石だ司。おなじみ二面性女神のリューさんに鉛の板2枚漬け込むだけだ」
「リューさん？？あぁ硫酸ね…」
「ここに電気流しゃ勝手に貯まってく。ククク、思ったよか簡単だろ」
「簡単じゃねぇよ。作んのは結構キチーぞこれ」
「これをあと5台作って全部繋げるぞー」
『千空ってばそんなさらりと…』
「工作組は大変だね、僕らも何か出来れば良いんだけど、細かいのはね…」
「オホ〜！ワシらちょっとこれ頑張りすぎじゃないの？」
おじいちゃんや村の皆が頑張ってくれて、バッテリーが無事完成！司達もいたから多分思ったよりずっと早い完成だと思う
「ホントにこんな小さいのに円盤のグルグルパワー貯まってるの〜〜？っゴギャアア？！？！？」
『銀狼？！大丈夫？！』
「…はふ…し、死ぬかと思った…」
「ちゃんと貯まっていたな！」
「！って事はこの先ずーっと、あの超必死で金狼と回すグルグル、やんなくて良いってことぉ？」
「あ"ぁ"一生な。言ったじゃねぇか、動力の時代だってよ…！」
「動力ばんざあぁあい！！」
『良かったね金狼も銀狼も！』
「うん、ありがとうAちゃん！」
「サボり魔銀狼はともかく超勤勉な金狼まで感動しとる」
「きっとあのグルグル、ホントに大変だったんだよ…！」
「楽する為じゃねえぞ、他にマンパワー回せるっつう話だ」
「戦闘員は訓練に集中出来るな！」
『コハク、司、その訓練なんだけど…』
「なんだ、どうしたのだ？A」
「何かあるのかい？」
『この先の事を考えて、接近戦もだけど、遠くからの狙撃に対応出来る様になれば怪我を少しでも減らせると思うんだ』
モズは接近戦だけどこの先スタンリーさんや、アメリカと戦うのが避けられないなら…
「うん、確かにそうだね…コハク、羽京に協力して貰おう。銃と弓では大分違うが遠方からの攻撃に慣れることなら出来るかもしれない」
「僕で良ければ勿論、協力するよ」
「そうだな！心強い！では早速行くか」
戦闘員チームはこうして遠方向け訓練開始となった
160→スパルタ工作クラブってタイトル通りだね？→←宣伝〜恋人になる番外編作ってみました
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
