143→アースを皆に紹介します ページ2
皆を集めて貰って私もアースもルリちゃんの部屋に集まって話をすることにした。
アースってば…肝心な事伝えてくれてないんだから…
「さぁて、洗いざらい吐いてもらおうか、知る限りの疑問全てにな」
「千空ちゃん？めちゃくちゃ悪い顔になってるね？とはいえ俺もハテナマークだらけだから有難いけどね〜」
「うん、俺も色々と疑問はあるね」
「神様については謎しかなかったからね、僕も気になるよ」
「あなたが神様なのですね…お目にかかれて光栄です」
「オホー…女の子なのね、神様」
【ルリにカセキ、だね！ボクはアース、改めてよろしくね！】
「アース、あんたね…Aに心配かけてんじゃないよ」
「本当よ、さっきAが泣きそうな顔で抱き着いて来て何事かと思ったわ」
「…Aを泣かせたら、許さない…」
「ほむらちゃんに同意します！Aさんの為の神様なら泣かせないで！」
「珍しく杠が怒ってるな…」
【ごめんごめん、まさか悲しませると思わなかったから…千空、答えられることなら何でも答えるよ】
『その前に、一緒に私の世界に行った4人以外に改めて、この神様、今まで正体不明だし出てくる時私の意識飛んだりしてたんだけど、正体と名前が分かったので伝えるね。名前はアース、このネックレスの付喪神でした。』
簡単にアースの説明をしたけどみんなポカンってなったよね一瞬。
聡い子達はすぐに理解したみたいだけど…逆に疑問が湧いてきたみたいだね…いや分かる！私も最初そうでした…
「アースちゃんって言うのね、神様ちゃんの正体は」
「つまり、アースは本物の神様だから空も飛べるんだね」
「神が実際存在する事に驚いたけど…なら今、どうして彼女は泣きそうなの？」
「あ"ーそこは俺も聞きてぇなぁじっくりとな。説明途中に急に顔色悪くなりやがったからな…100億%テメーが原因だろアース」
【千空ってば顔が怖いよ〜〜分かってるって、出来る限りで説明するけど、全部は話せないんだ……この先の事象の事は限られちゃって】
私はアースがへらっといつもの調子で話すのを隣で眺めながら、ネックレスをぎゅっと掴んだ、存在を確かめるように……
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作者名：美玖 | 作成日時：2023年8月22日 8時
