想像をはるかに超える (ページ47)

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「あ、あー…あの…ですね…なんと申し上げたらいいか……。」

『言いにくいこと？』

「えっと…その…せ、生理で。」

『っっつ！
ご、ごめん！
言わせてごめん！
どうしたらいい？
マッサージ？
えと、薬買いに行く？
それか…えと、えと、何したら？』

「何もしなくて大丈夫です。
もう一回シャワー浴びたいので、先に休んでてください。」

『あ、はい。』

布団に入って急いで調べた

一彼女生理中一

女性がされて嬉しい神対応だと？
これ！これを見なきゃ！

〈生理なの？とは聞かない〉

生理かとは聞いてないけど…言わせた…失格

〈少しのことでイライラ〉

言わせたことでイライラさせたかも

〈必要なものがないか聞く〉

聞いた！これはできた！

〈過度なスキンシップはしない〉

しません！絶対に！

〈生理の辛さを疑わない〉
　

微塵も疑ってません！

〈お腹を撫でてあげる〉

急に触ってびっくりしないかな…いつも触ると嫌そうではないけど、パニックになるから…辞めといた方がいいかな…

うんうん唸りながら悩んでると

「どうしました？
具合でもわるいですか？」

って声が聞こえてスマホを隠そうとして顔面に落とした。

『ぃいって！！』

「あああ！
ジョングクさん！
大丈夫ですか？
鼻？
おでこ？
目？
ああ、どこもジョングクさんの素敵な所なのに！
すぐに保冷剤持ってきます！」

『いいから！
俺のことよりヌナが心配だから！
寝て！ほら！
お布団あったまってるから！
体、冷やすのダメなんでしょ？』

「あ、そうですけど、私のは怪我とかではないので。」

『ダメ…本当、お願いだから、こっちきてください。
何にもしません、今日は癒してあげたいから。』

「い、癒す……？」

『変な…あ、違う、Aが恥ずかしがることは絶対にしない。
俺を信じて。』

「信じる…。」
　

『とりあえず、早く布団入って。
話はそれから。』

トントンと叩かれた方に入ると、あっち向いてと言われて壁側を向いた。