想像をはるかに超える (ページ39)

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『ただいま〜。』

「おかえりなさい。」

『待ってて〜！
手を洗って…いや、シャワーもして行くから！』

一応聞いておこうかな？と思って、洗面所のドアをコンコンって叩いて

「夕飯はどうします？」

『食べるよー！
一緒に食べよ〜！
すぐ上がるからね？
あ、ちょっと待って！』

ドアが開いて、上半身裸で髪がボサボサのジョングクさんが現れた。

『ただいまのチュー。』

両手でギュウッと抱きしめられて本当に可愛いチューをくれて

『ご飯楽しみ。』って耳元で囁いて、さらに耳にキスしてまた消えていった…

ヘナヘナと足の力が奪われて床に座り込むこと何分か…わからないくらい放心状態でヘタっていると、またドアが開いて、目が見開いたジョングクさんが登場

『え？
どうしたの？
まさかさっきからいる？』

「こ、腰が…足が…。」

ひょいと抱き上げられてリビングのソファーに降ろされて、お水まで運んでくれた。

というか…服着て欲しい。
まだ上半身裸でタオルが首にかけられていて、下は一応スウェットを履いてるけど。

『で、大丈夫？』

目の前にしゃがみ込んでおっきな体と長い足を抱え込んで座りながら、上目遣いで首までコテンってして…こ、殺される…いや、良いではないか…推しの尊い姿を目に焼き付けて召されるなら、最高ではないか！

『わっ！
えっ！嘘でしょ！マジで？』

そう、また…気絶してしまいました。