想像をはるかに超える (ページ22)

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洗濯物を部屋干ししてるのを片付けるので5分だけでいいので、玄関から動かず、後ろを向いていて欲しいって言われて、言われた通り待つ代わりにドアの暗証番号も聞き出して、パスポートも確認した。

この時、ヌナが片付けてたのは、下着などではなく、手作りのグーちゃん抱き枕やグーちゃんをプリントしたコーヒーカップ。
趣味で作ったグーちゃんグッズを隠したのです。

『よかった。』

ヌナの家の人をダメにするソファーで、ダメになりながら呟くと

「ジョングクさんに嘘ついたことないです。」

ってちょっと悲しそうな顔で言うから、たいがい酷いことを言ったなって思って

『ごめんなさい、酷いこと言って。
でも、あれだけ何でもかんでも拒否されて、頑なに自宅も教えてくれないって、Aなら疑わない？』

「うっ…そ、それは反省してます。」

『ごめんね？
仲直りしよ？
抱っこしてあげるからこっち来て。』

「ジョングクさん…ヨギ◯ーの虜になってないですか？」

『なってる笑
今度から僕がここに来るのもありだよね？』

「そ、それは…困ります。」

『なんで？
他に男でもいるの？』

さっきまでの甘さを含んだ目が、急に冷たくなる。

「そんなのいるわけないじゃないですか。
私がどれだけ…ジョングクさんしか見えてないの、わかりませんか？
ただ…そんなことして、誰かに見られたら…もう会えなくなって、別れる事になるかもしれないじゃないですか。」

『そんなことまで考えてたの？
可愛いなぁ。
じゃあ、一緒に住む？
そしたらバレないでしょ？』

本音を言ってしまうと

「ジョングクさん…そんなこと…したら、私、夜も寝られないし…多分、ジョングクさん、私のこと嫌いになっちゃいます。」

『なんで？』

「私…一緒には住みません！」

『え？』