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作り置きしに来てくれた日に、次のライブの為にちょっとイメチェンする為に髪型を変えた。
結構大人っぽくなったと評判がいい。
きっとAも褒めちぎって来るはず。
「ぐーちゃん、ううん、ジョングク様❤️
パーマ…かけられたのですね。」
『うん。
似合わない？』
「そのご尊顔に似合わない髪型などありません。
エ ロ過ぎて…え？
その格好を見て、出血多量で死んだ人いませんか？」
口調はいつも通りにすぐ戻ってしまったけど、褒め方もだし、全てが想像の斜め上をいっていて、何一つ普通に会話できないけど、それも面白くて、クククっと口元を隠しながら笑って
『いないよ？』
と言うと
「なるほど…すみません。
お手洗いに…。」
数分後
『大丈夫？
お腹痛いの？』
「いえ…あの…凄過ぎて逆に吐き気が…。
想像妊娠？」
『早く出てきな。』
想像の及ばない反応で、もう笑いが止まらないグーちゃん。
色気が凄過ぎて、胸が苦しくて、吐き気がするくらいジョングクが好きなヌナ。
今日も今日とて作り置きに来てくれたけど、本当にそれだけ。
さっと帰りそうになるから、慌ててお茶でも一緒に飲もうと引き留めた。
彼女の好きな紅茶を買ってて、あ、いや、前に部屋に行った時に入れてたから、好きなのかなって。
詳しくないから忘れないように写真撮ってて、それを元に取り寄せたんだけど、紅茶って意外と高くて驚いた。
でも、前飲んだ時も思ったけど、匂いが良くて美味しい。
そう、今までならお酒飲むけど、今日は飲みません。
だって、これから俺はやらなきゃいけないことがあるんです。
『ねぇ、そろそろ住んでる所教えて？
僕、なんか騙されてる？
名前も偽名？
出会いも意図的？』
そう、この最重要課題に取り組まなければ。
だから、車が必要で、飲んでなどいられないんです。
「どうして、そんな…私はただ、ジョングクさんに負担をかけないようにと。」
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作者名：クレア | 作成日時：2024年1月27日 22時
