想像をはるかに超える (ページ19)

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うちの彼女はよくわかりません。

強火が過ぎて、俺の睡眠や体調を最優先するあまり、いや、全然我儘を言いません。

言わないのか言えないのか、俺が言わせないのか…

それどころか家も教えてくれないし、俺、なんかの詐欺に遭ってるのかな？

いや、でも、会ってる時の目は常にハート飛んでるけど。

金目の物をねだられたこともないし、家の物が無くなったこともない。

今まで匂わせや盗撮？いや堂々と撮影された写真が出回ったこともない。

それでも不安が募り過ぎて頭がおかしくなりそう。

〈今日仕事終わったら絶対に来て。
話がある。
絶対今日じゃないとだめなことだから。〉

とメッセージを送った。

仕事で精神的にボロボロなヌナはスマホの電源自体切ってて、連絡には気づかず。

電話して繋がらないから、電源切ってるとわかって迎えに行こうにも…学校は知ってるけど…家は知らない。

それからまた週明けには既読になって

〈精神的につらくて、このままだとジョングクさんに迷惑をかけそうだったので、電源を切ってました。
ごめんなさい
大事な話とは別れ話でしょうか？
それなら大丈夫です。
付きまとうことは致しませんので。
ご迷惑はおかけしません。〉

って連絡があって、あ、まだ信用して貰えてないんだなって落胆した。

愚痴を聞きたい、言って欲しい、疲れた彼女を癒してあげたいだけなのに。

〈別れ話じゃなくて、旅行にでも行きたいと思って相談したかった。〉

って送ったら

〈旅行なんて危険なことさせられません！
ましてやご一緒なんて、絶対にダメです！
何を考えてるんですか？
いつも、何時も、ジョングク様を見つめる恋する女性の目が！
どこにでもあるのです！〉

さすがだとしか言えないガードの硬さ…あの人俺のマネージャーだったかな？